2024.04.19 Fri
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江戸の妖怪展 好評開催中

生田キャンパスで図書館春の企画展「春にやってきた江戸の妖怪大集合2024--向井信夫文庫を中心に--」が4月15日から開催されている。
今回の企画展は2016年に開催された展示をリバイバル。前回展示の資料から、2018年に新たに収蔵した向井信夫文庫の浮世絵も加え、さらにパワーアップした。

本学が所蔵する「向井信夫文庫」は、江戸期和本の収集家として知られる故向井信夫氏が長年かけて集めた国内有数のコレクション。その「向井信夫文庫」を中心に、妖怪や幽霊、化け物といった異界のものたちを題材とした貴重書を展示している。
江戸時代の妖怪画の先駆けともされる「画図百鬼夜行」から江戸末期に流行した妖術使いが活躍する合巻(草双紙)まで江戸時代の妖怪が並び、展示に立ち寄った学生は興味深そうに見入っていた。
「貴重書は普段は目に触れる機会が少ないため、企画展を通して向井信夫文庫を広く知ってもらいたい」と図書館担当者は話す。
神田キャンパスではパネルや関連図書を中心に4月22日から開催される。

【生田キャンパス】
4月15日(月)~5月15日(水)
9号館3階 図書館本館研修室 [平日] 12:00~16:30 [土曜] 10:00~16:30
日曜および5/1(水)~5/4(土)除く

【神田キャンパス】
4月22日(月)~5月22日(水) ※ダイジェスト展示
10号館13階Knowledge Base [平日] 9:00~21:00 [土曜] 9:00~19:00
日曜および5/1(水)~5/4(土)除く
20240419妖怪展_02▲妖怪がいざなう企画展の入り口
20240419妖怪展_03▲絵双六のコーナーでは実際手に取って楽しめる
20240419妖怪展_04▲2018年に新たに収蔵された浮世絵
20240419妖怪展_07▲葛飾北斎が挿絵を入れた霜夜星
20240419妖怪展_06▲学生に人気の妖怪占い

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