2024.04.04 Thu
ONLINETOPICS
学生企画「こども食堂」 白山寮で開催
学生寮を地域交流の場に
文京区白山にある専修大学専用学生寮(以下、白山寮)に入寮する学生たちが、寮の食堂を活用して「こども食堂」を開いた。鈴木優珠輝さん(法3)、永井佑弥さん(法3)、曽我部裕斗さん(法4)が中心となって企画し、その他の寮生たちも運営に協力。地域の幼稚園や小学校に通う子どもたちとその保護者に、手作りの温かい食事と楽しい交流のひとときを提供した。
白山寮には、学生リーダーが寮生の生活をサポートするRA(レジデント・アシスタント)の制度があり、鈴木さんらRAの3人は昨年4月から、寮内の環境整備や交流に取り組んできた。寮生同士の仲が深まるなかで、「寮外にも目を向け、社会とつながることで地域に開かれた寮にしたい」といった声があがり、「こども食堂~センディのおへや~」を企画。寮を運営する共立メンテナンスや寮長・寮母、地域の学校、自治会などの協力を得て準備を重ね、第1回を昨年7月、第2回を3月に開催した。利用者は計70人以上に及んだ。
第2回(3月25日)のメニューは、チキンカレー、カニカマとチーズのサラダ、デザート。寮のスタッフと、厨房でアルバイトをしている学生たちによる「厨房バイターズ」が作った甘口のカレーを、子どもたちは笑顔でほおばっていた。
「学生寮ならではのこども食堂にしたい」と考え、利用者と触れ合う「おたのしみルーム」も設けた。最初は遠慮がちだった子も次第に打ち解け、学生と一緒に卓球やトランプ、メッセージカード作りなどを楽しんだ。2歳と6歳の男の子の母親は、「2人とも年上のお兄さんお姉さんに遊んでもらうことが好きなので、食事と遊びの両方が楽しめる場はありがたい。次回も参加したい」と話していた。
「初回の反省と経験を踏まえて、今回は全ての面で主体的に動き、うまく運営できた」と振り返るのは永井さん。曽我部さんは「多くの関係者と協力して活動を進めるなかで、地域の課題を発見し、解決策を考える力が身についた」と手応えを語った。鈴木さんは「地域とのつながりや孤食の解消を目的にしている。今後はシニアの方も招いて交流の輪を多世代に広げるとともに、学生の強みを生かして子どもたちの宿題サポートなども行いたい」と笑顔で語った。
白山寮には、学生リーダーが寮生の生活をサポートするRA(レジデント・アシスタント)の制度があり、鈴木さんらRAの3人は昨年4月から、寮内の環境整備や交流に取り組んできた。寮生同士の仲が深まるなかで、「寮外にも目を向け、社会とつながることで地域に開かれた寮にしたい」といった声があがり、「こども食堂~センディのおへや~」を企画。寮を運営する共立メンテナンスや寮長・寮母、地域の学校、自治会などの協力を得て準備を重ね、第1回を昨年7月、第2回を3月に開催した。利用者は計70人以上に及んだ。
第2回(3月25日)のメニューは、チキンカレー、カニカマとチーズのサラダ、デザート。寮のスタッフと、厨房でアルバイトをしている学生たちによる「厨房バイターズ」が作った甘口のカレーを、子どもたちは笑顔でほおばっていた。
「学生寮ならではのこども食堂にしたい」と考え、利用者と触れ合う「おたのしみルーム」も設けた。最初は遠慮がちだった子も次第に打ち解け、学生と一緒に卓球やトランプ、メッセージカード作りなどを楽しんだ。2歳と6歳の男の子の母親は、「2人とも年上のお兄さんお姉さんに遊んでもらうことが好きなので、食事と遊びの両方が楽しめる場はありがたい。次回も参加したい」と話していた。
「初回の反省と経験を踏まえて、今回は全ての面で主体的に動き、うまく運営できた」と振り返るのは永井さん。曽我部さんは「多くの関係者と協力して活動を進めるなかで、地域の課題を発見し、解決策を考える力が身についた」と手応えを語った。鈴木さんは「地域とのつながりや孤食の解消を目的にしている。今後はシニアの方も招いて交流の輪を多世代に広げるとともに、学生の強みを生かして子どもたちの宿題サポートなども行いたい」と笑顔で語った。




一緒にゲームを楽しんだ

子ども用にアレンジした甘口カレー