2024.03.07 Thu
ONLINETOPICS
社会知性開発研究センター/ソーシャル・ウェルビーイング研究拠点 国際シンポジウムを開催

社会知性開発研究センター/ソーシャル・ウェルビーイング研究拠点(研究代表者:嶋根克己人間科学部教授)の研究活動の一環として、情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設社会データ構造化センターとの共催による国際シンポジウムを、2月7、8日に専修大学生田キャンパスをメイン会場に、オンライン併用のハイブリッド形式で開催した。
今回のシンポジウムは、独立行政法人日本学術振興会 研究拠点形成事業(B.アジア・アフリカ学術基盤形成型)に同拠点の研究テーマ「アジア型社会関係資本を生かした途上国における能動的レジリエンスの醸成(コーディネーター:金井雅之人間科学部教授)」が採択され(研究活動期間は3年間)、研究活動2年目を締めくくるイベントとして開催された。
7日午前は、「Management and Data Sharing in International Joint Surveys with Diverse Methods」と題して、インタビュー調査におけるデータの学術的有用性と参加者のプライバシーを調和させるガイドラインの開発を目指し、研究者の国々における研究データ収集と共有の実践と課題が発表され、ディスカッションが行われた。
午後は、「Follow-up Surveys of Social Well-Being Survey in Asia (SoWSA)」と題して、台湾中央研究院のMing-Chang Tsai氏による「中央研究院調査研究センターのデータアーカイブ:社会福祉調査における将来のコラボレーション」に関する講演があった。また、今後の研究調査に向けてのディスカッションやスケジュール調整を行った。
8日午前は、2022年度から手掛けている研究拠点形成事業の若手共同研究の進捗状況の報告が行われた。
午後は、公開シンポジウムとして「The 8th Conference of the International Consortium for Social Well-Being Studies」が開催された。
第1部として、インドネシア大学のFrancisia SSE Seda教授が「Poverty, Social Exclusion, and Social Well-being: Perspective of Developmental Studies」を、またタイ・チュラロンコン大学のSurichai Wun’gaeo教授が「Social Resilience and Hope: Some Reflections from Thailand and the Region」として基調講演を行った。
第2部として、「Proactive Resilience of Marginalized People」と題して、モンゴル・タイ及びベトナムにおけるフォトボイス調査の報告がなされた。
2日間のシンポジウムには、日本及びアジア7カ国・地域(タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、モンゴル、韓国、台湾)の研究者43人が、対面またはオンライン形式で参加した。
今回の国際シンポジウムについて、ソーシャル・ウェルビーイング研究拠点の金井教授は「今回も、これまで積み重ねてきたさまざまな研究プロジェクトの成果報告と今後の展開を話し合う、充実したシンポジウムになった」と述べている。
今回のシンポジウムは、独立行政法人日本学術振興会 研究拠点形成事業(B.アジア・アフリカ学術基盤形成型)に同拠点の研究テーマ「アジア型社会関係資本を生かした途上国における能動的レジリエンスの醸成(コーディネーター:金井雅之人間科学部教授)」が採択され(研究活動期間は3年間)、研究活動2年目を締めくくるイベントとして開催された。
7日午前は、「Management and Data Sharing in International Joint Surveys with Diverse Methods」と題して、インタビュー調査におけるデータの学術的有用性と参加者のプライバシーを調和させるガイドラインの開発を目指し、研究者の国々における研究データ収集と共有の実践と課題が発表され、ディスカッションが行われた。
午後は、「Follow-up Surveys of Social Well-Being Survey in Asia (SoWSA)」と題して、台湾中央研究院のMing-Chang Tsai氏による「中央研究院調査研究センターのデータアーカイブ:社会福祉調査における将来のコラボレーション」に関する講演があった。また、今後の研究調査に向けてのディスカッションやスケジュール調整を行った。
8日午前は、2022年度から手掛けている研究拠点形成事業の若手共同研究の進捗状況の報告が行われた。
午後は、公開シンポジウムとして「The 8th Conference of the International Consortium for Social Well-Being Studies」が開催された。
第1部として、インドネシア大学のFrancisia SSE Seda教授が「Poverty, Social Exclusion, and Social Well-being: Perspective of Developmental Studies」を、またタイ・チュラロンコン大学のSurichai Wun’gaeo教授が「Social Resilience and Hope: Some Reflections from Thailand and the Region」として基調講演を行った。
第2部として、「Proactive Resilience of Marginalized People」と題して、モンゴル・タイ及びベトナムにおけるフォトボイス調査の報告がなされた。
2日間のシンポジウムには、日本及びアジア7カ国・地域(タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、モンゴル、韓国、台湾)の研究者43人が、対面またはオンライン形式で参加した。
今回の国際シンポジウムについて、ソーシャル・ウェルビーイング研究拠点の金井教授は「今回も、これまで積み重ねてきたさまざまな研究プロジェクトの成果報告と今後の展開を話し合う、充実したシンポジウムになった」と述べている。

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