2024.01.26 Fri
ONLINETOPICS
専修リーダーシップ開発プログラム最終報告会
受講生48人が活動の成果を発表

「専修リーダーシップ開発プログラム― 第11期蒼翼の学舎」の最終報告会が1月18日、生田キャンパスで開かれた。
同プログラムは、キャリアデザインセンターによる課外講座(PBLプログラム)として創設され、途中から経営学部の正課科目(全学公開科目で担当は福原康司教授と間嶋崇教授)とのハイブリッドプログラムとして運営されるようになり、今年度で11年目を迎える。第一線で活躍する専修大学の卒業生ら(経営者やコンサルタント等)を招いてアクティブラーニングを駆使しながらの理論修得と、その理論をチーム活動を通じて実践した後、リーダーシップという観点から活動内容を振り返る(内省)のサイクルを回すことで、プログラム生の潜在的なリーダーシップ能力を開花させるようデザインされている。
今年度はプログラム内容を刷新し、実践活動の場として前・後期に各1回、ビジネス・アイデア・コンテストを開催。48人の受講生が10チームに分かれ、前期は「多様化する美意識を踏まえた美容クリニックの新しいプロモーション戦略を考える」、後期は「小田急線や京王線の急行・快速が停車しない駅周辺の商店街を活性化させるビジネスモデルを考える」というテーマで活動した。
最終報告会では、約9カ月にわたる活動をエピソードとともに振り返り、そのなかで得たリーダーシップに関する学びを「チームの教訓」としてまとめ、発表した。
活動中にモチベーションの低下に直面したというチームは、「メンバーが抱える不満を解決しないまま活動を進めた」ことが失敗要因だったと分析。チームで導き出した解決策として、「会議のようなフォーマルな対話だけでなく、雑談のようなインフォーマルな日常会話から価値観や意識を常に共有すること」や「自己と他者の考えや価値観の相違をまずは受容する姿勢を持つこと」の二点を挙げた。
別のチームは、メンバー各自が活動に対する異なる目標を持ったまま活動を進めた結果、個々の役割の質に差が生じてしまったというエピソードを紹介。その反省を踏まえ、「全員がそろって前を向けるように、活動初期に共通目的を共有することの重要性」を訴えた。
この他にも、主体的関与のための自分事化、対話を通じた信頼関係の構築、あるいは何でも言い合える心理的安全性の確保などをキーワードにした「チームの教訓」が報告された。プログラム運営担当者の一人である間嶋教授は総評として「令和の時代ならではのリーダーシップのあり方を感じた」と話し、「みなさんがこのプログラムで体得したリーダーシップ能力の開発は緒に就いたばかりだ。さらに経験を重ね、磨き続けることを止めないで欲しい」と受講生たちを激励した。
同プログラムは、キャリアデザインセンターによる課外講座(PBLプログラム)として創設され、途中から経営学部の正課科目(全学公開科目で担当は福原康司教授と間嶋崇教授)とのハイブリッドプログラムとして運営されるようになり、今年度で11年目を迎える。第一線で活躍する専修大学の卒業生ら(経営者やコンサルタント等)を招いてアクティブラーニングを駆使しながらの理論修得と、その理論をチーム活動を通じて実践した後、リーダーシップという観点から活動内容を振り返る(内省)のサイクルを回すことで、プログラム生の潜在的なリーダーシップ能力を開花させるようデザインされている。
今年度はプログラム内容を刷新し、実践活動の場として前・後期に各1回、ビジネス・アイデア・コンテストを開催。48人の受講生が10チームに分かれ、前期は「多様化する美意識を踏まえた美容クリニックの新しいプロモーション戦略を考える」、後期は「小田急線や京王線の急行・快速が停車しない駅周辺の商店街を活性化させるビジネスモデルを考える」というテーマで活動した。
最終報告会では、約9カ月にわたる活動をエピソードとともに振り返り、そのなかで得たリーダーシップに関する学びを「チームの教訓」としてまとめ、発表した。
活動中にモチベーションの低下に直面したというチームは、「メンバーが抱える不満を解決しないまま活動を進めた」ことが失敗要因だったと分析。チームで導き出した解決策として、「会議のようなフォーマルな対話だけでなく、雑談のようなインフォーマルな日常会話から価値観や意識を常に共有すること」や「自己と他者の考えや価値観の相違をまずは受容する姿勢を持つこと」の二点を挙げた。
別のチームは、メンバー各自が活動に対する異なる目標を持ったまま活動を進めた結果、個々の役割の質に差が生じてしまったというエピソードを紹介。その反省を踏まえ、「全員がそろって前を向けるように、活動初期に共通目的を共有することの重要性」を訴えた。
この他にも、主体的関与のための自分事化、対話を通じた信頼関係の構築、あるいは何でも言い合える心理的安全性の確保などをキーワードにした「チームの教訓」が報告された。プログラム運営担当者の一人である間嶋教授は総評として「令和の時代ならではのリーダーシップのあり方を感じた」と話し、「みなさんがこのプログラムで体得したリーダーシップ能力の開発は緒に就いたばかりだ。さらに経験を重ね、磨き続けることを止めないで欲しい」と受講生たちを激励した。

