2024.01.18 Thu
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経営・石崎ゼミ生 「FUTURE2023」に参加
5大学で共同調査 コロナ禍経験した大学生の変化示す

経営学部の石崎徹ゼミに所属する3年次生9人が、「第29回大学生意識調査プロジェクト(FUTURE2023)」(協賛・指導=公益社団法人東京広告協会)に参加した。メンバーは、伊藤雅樹さん、十文字一葉さん、加藤詩菜さん、諸角温寧さん、高橋一生さん、保谷菜月さん、山岸里咲さん、山本隼輔さん、南園悠佳さんの9人。

FUTURE2023は、広告やマーケティングを学ぶ学生有志によるプロジェクトで、今年は5大学(専修、青山学院、駒澤、千葉商科、江戸川)の学生が、「コロナ禍を経験した大学生の行動・意識の変化」について調査した。約8カ月に及ぶ活動の成果を、12月18日に開かれた記者発表会で報告。当日は、伊藤さんが発表を担当し、十文字さんが司会を、加藤さんが進行のサポート役を務めた。

メンバーは、首都圏の大学生1000人を対象にアンケートを実施。「コロナ禍をポジティブに捉え、将来を見据えて行動することで自己成長につなげている」実態を明らかにした。また、未曽有の事態に対応するなかで、自ら進んで学ぶ主体性と、人間関係構築に不可欠な協調性を身につけたとし、現在の大学生を「二刀流アスリート世代」と定義づけた。

プロジェクト全体の副代表を務めた伊藤さんは、「作業が円滑に進むように、メンバーの声を丁寧に聞くことを意識しながら運営にあたった」と話し、「学業と並行して毎晩作業を行うなど、振り返ると大変なこともあったが、メンバー全員でやり遂げたことに大きな喜びを感じる」と達成感をにじませた。
20240118FUTURE2023_01▲FUTURE2023に参加した石崎ゼミ生
20240118FUTURE2023_02▲集まった記者の前で堂々と発表する伊藤さん