2024.01.01 Mon
ONLINETOPICS

2024年 年頭所感-佐々木学長

専修大学長 佐々木 重人
2024年に専修大学は何に取り組むか

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2024年を迎え、当職が本年中に特に取り組むべき課題として考えていることを以下に記し、abm00044044
新年のご挨拶に代えさせていただきます。

1.2026(令和8)年度からの全学部カリキュラム改正案をとりまとめること
2019年度~2020年度に行われた本学での学部・学科の新設や再編による教育・研究成果の
検証を経て、カリキュラム改正が2026年度から全学部一斉に実施される予定です。本年10月
末までにカリキュラム改正案が策定されるにあたり、当職が新たに検討をお願いしている主
な項目は、次のとおりです。
●地球的視野を陶冶する学部教育、いわゆる「英語による授業」の充実化
●オンライン授業(オンデマンド型)の活用等を伴う体育会所属学生に向けた教育支援
●クォータ制の一部導入や「サマーインテンシブコース(仮称)」の新設を踏まえた既存
の授業にとらわれない新しい教育プログラムの創出

2.「生田データサイエンスヒルズ」の構築に邁進すること
文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」を2024年度中に全学部で認定されることをめざすと同時に、ネットワーク情報学部の教育改革を支援いたします(施設改修等)。

3. 法科大学院と法学部の連携強化(「法曹コース」の設置)を推進すること
本学の法学部と法科大学院が緊密に連携しながら司法試験をクリアするための教育システム(「法曹コース」)設置の認可手続を推進いたします。

4. 大学院文学研究科・修士課程「ジャーナリズム学専攻」を新設すること
2025年度より大学院文学研究科修士課程に「ジャーナリズム学専攻」を新設するために必要な手続を進めます。

5. 二部のレガシーを受け継ぐ社会人教育コンテンツを開発すること
専修大学の原点ともいえる二部教育のレガシーを受け継ぐため、社会人教育(「リカレント教育」)実現に向けた調整を図ります。

6.キャンパスDXの実装化に向けた取り組みを支援すること
2024年度から本格スタートする「SiUグローカル・スマートキャンパス」を定着させ、今後の進化の方向性を定めたく思います。

今年もご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

2024年元旦