2023.08.08 Tue
ONLINETOPICS
大水さん(人間科学4) ALIFE2023でポスター発表
国際人工生命学会 (ALIFE) 2023で、人間科学部心理学科4年次生の大水拓海さんがポスター発表を行った。
ALIFEは人工生命について世界をリードするさまざまな分野の研究者が集まる国際会議で、今年度は7月末、札幌市で開催された。
大水さんのテーマは「治療コンポーネントを導入した複雑系としてのうつ症状のネットワークシミュレーション」。症状同士の結びつきの強さのほかに治療的な要因などを加味したネットワークをモデル化し、症状だけでなく治療要因を含めてネットワークを検討する必要があることを明らかにした。
ALIFEは人工生命について世界をリードするさまざまな分野の研究者が集まる国際会議で、今年度は7月末、札幌市で開催された。
大水さんのテーマは「治療コンポーネントを導入した複雑系としてのうつ症状のネットワークシミュレーション」。症状同士の結びつきの強さのほかに治療的な要因などを加味したネットワークをモデル化し、症状だけでなく治療要因を含めてネットワークを検討する必要があることを明らかにした。

大水さんは3年次から国里愛彦教授の計算論的臨床心理学研究室に所属。1、2年次に学科必修の「心理学統計法」などで修得したプログラミングスキルを活用し、研究を進めてきた。
学部生が国際学会でポスター発表するのは珍しい。大水さんは初めての参加に「拙い英語での説明でも多くの研究者に興味を持ってもらえた。さまざまな分野の研究者から、自分たちでは気づかないことも指摘され、勉強になった。まだまだ勉強しないといけないということに気づかされた」と話している。
学部生が国際学会でポスター発表するのは珍しい。大水さんは初めての参加に「拙い英語での説明でも多くの研究者に興味を持ってもらえた。さまざまな分野の研究者から、自分たちでは気づかないことも指摘され、勉強になった。まだまだ勉強しないといけないということに気づかされた」と話している。