スポーツ研究所が狛江市教委と連携協定

専修大学スポーツ研究所（佐藤満所長）と東京都狛江市教育委員会（柏原聖子教育長）がスポーツや教育分野に関する連携・協働に関する包括協定を締結した。締結式が6月5日、生田キャンパスで行われ、佐藤所長と柏原教育長が協定書にサインを交わした。
 
前所長の佐竹弘靖ネットワーク情報学部教授が狛江市教育委員会主催の「狛江市スポーツ推進講演会」で講師を務めるなど、両者はこれまでも協力して事業に取り組んできた。今回の協定で更なる連携の強化が期待される。
 
佐藤所長が「狛江市のスポーツの発展の一助となれるように尽力していく」と展望を語ると、柏原教育長は「生田キャンパスに近い狛江市をフィールドとして専修大学に活躍してもらいたい」と希望を述べた。
 
締結式に出席した佐々木重人学長は「本学は社会貢献に力を入れており、なかでもスポーツ研究所は積極的に地域で活動している。スポーツや教育分野の発展に寄与することができると考えている」と話した。
 
佐竹教授が講師を務める「近代スポーツの先駆者たち」を統一テーマとした「狛江市スポーツ推進講演会」が今年度も行われる。第1回目は6月25日（日）、狛江市役所特別会議室で開催。〝世界水泳〟を目前に控え、「夢に向かって泳いだ乙女『前畑ガンバレ！』」と題し、日本女子水泳界の先駆けとなった前畑秀子さんの生涯を追う。

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