2023.03.16 Thu
ONLINETOPICS

さすまた講習会
地元警察と協力 生田・神田で初開催

KEN_0134_001▲3人1組になって不審者を取り押さえる練習
学生や教職員の安全を守ることを目的に、本学では「さすまた」と盾を、生田・神田両キャンパスに導入した。効果的な使用方法と実践的な護身術を学ぶため、地元警察署から講師を招き、さすまた講習会を開いた。

3月14日、生田キャンパスでの講習会には職員、警備員ら合計15人が参加。多摩警察署の佐藤由治さん(平13法)らが講師を務めた。危険な場面に遭遇した時の声の出し方や、反射の訓練に始まり、ナイフを振りかざす相手に対してどのような行動をとるかなどのレクチャーを受けた。
実際にさすまたと盾を使った訓練では「さすまたは、一対一となると容易に逃げられてしまう。押さえ方の角度や、何本も使うといったことが大事になる」と指導を受けた。
参加した職員は交代で不審者役の署員を取り押さえたり、盾で攻撃を防いだりした。
佐藤さんは「何よりも大事なのは自分と学生・教職員の安全。実際に取り押さえるのは難しいので、大声を出したりさすまたを使ったりして警察が来るまでの間、安全を確保してほしい」と話した。

15日には神田警察署員の指導のもと神田キャンパスでも講習会が行われ、教職員9人が参加した。
佐竹弘靖学生部長職務代行は「多くの教職員が使い方を知っているということが重要。この講習会で実際に使ってみたことで、分かったことも多い。これを第一歩として、学んだことを共有し、知識や装備を更新していく必要がある」と語った。
DSC_0137-002_002▲生田キャンパスでの講習会
MAI_0071_003▲神田キャンパスでの講習会