2023.02.14 Tue
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文学部・ジャーナリズム学科「応用実習」
川崎区と幸区のPR映像を制作 映像で体育会の魅力を紹介

20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」01▲増田宏之川崎区長(中央)と受賞者の皆さん
文学部ジャーナリズム学科2年次の必修科目「応用実習」では、福冨忠和教授の指導のもと、映像制作に必要な企画立案、撮影、編集などの技術を実習形式で学んでいる。
シティプロモーションのための映像制作の授業では、学生たちが川崎市川崎区と幸区の魅力をPRする映像制作に取り組んだ。チームごとに企画から撮影、編集まで全てをこなし、計46作品を完成させた。
両区の職員が審査し、それぞれ最優秀作品1点、優秀作品2点を選出。2月1日に両区役所で表彰式が行われた。

川崎区最優秀賞の『川崎を旅しよう。』は「日帰り旅」をコンセプトに、仲見世通商店街や川崎マリエンなど区内のおすすめスポットを紹介。「川崎区の魅力が30秒の中に凝縮されている」と高い評価を得た。土門拓海さんは「伝わりやすさを意識して構成を考え、画質にもこだわった。区の魅力を多くの人に知ってもらえたらうれしい」と受賞を喜んだ。

20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」04▲チームを代表して川崎区最優秀賞の賞状を受け取る土門さん
20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」03▲表彰式を取材・撮影した福冨プロジェクトの学生たち

幸区最優秀賞は『変わらないもの』。幸区には再開発された地域が多いことに着目し、姿を変えながらも市民の暮らしに根付いている街の風景を巧みに切り取った。宮崎泰一さんは「初対面のメンバーとの初めての映像制作は大変だったが、活動を通じてチームワークやコミュニケーションの大切さも学ぶことができた」と手応えを語った。

表彰式には、地元ケーブルテレビ局YOUテレビで番組制作を行う福冨プロジェクトの学生も参加し、司会進行や撮影などを担当した。
20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」02▲赤坂慎一幸区長(中央)と受賞者の皆さん
20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」_体育賞03▲体育部長賞の受賞を喜ぶメンバー。2人はオンラインで参加

体育会活動の魅力を紹介するPR映像の制作に取り組んだ学生たちは、チームごとに2本ずつ計16作品を完成させた。

制作した映像は体育事務課職員が審査。体育部長賞に、根本隼介さん、須賀蒼太さん、市場脩斗さん、中村帆香さんが手がけた『熱くなれる場所』『頂点を目指せ』が選ばれた。

根本さんと須賀さんはホッケー同好会、市場さんと中村さんはバスケットボール部に所属。『熱くなれる場所』ではメンバー自身が華麗なプレーを披露し、競技の魅力を伝えた。ディレクターを務めた根本さんは「アングルや場面転換にもこだわり、バスケとホッケーの躍動感を表現した」と話す。

『頂点を目指せ』は、「頂点への軌跡はここから始まる」というナレーションで、専大体育会が誇る充実した施設・設備を紹介した。
1676354815609▲受賞作品の一場面
20230214文・ジャーナリズム学科「応用実習」_体育商01▲石崎体育部長から賞状が贈られた

2月8日、生田キャンパスで表彰式が行われ、石崎徹体育部長から根本さんと須賀さんに賞状が贈られた。須賀さんは「何テークも重ねて良い画が撮れたときの達成感はひとしおだった。体育会の一員としてPRに携われてうれしい」と話した。

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