2023.01.13 Fri
ONLINETOPICS
高大連携 和洋九段女子高校生徒5人
商学部・田畠ゼミで「大学の授業」を体験

12月15日には、田畠ゼミ生と高校生5人が新宿区の新大久保駅周辺でフィールドワークを行った。当日は11月24日に行った事前学習を踏まえて、外国籍の人が多く暮らす新大久保の街を「多文化共生」の視点で観察しながら歩いた後、地元の商店街振興組合理事長から話を聞き、街の現状や課題について理解を深めた。
12月22日に行われた事後学習では、はじめに田畠ゼミ生がスライドを用いて、フィールドワークで得た知見を報告。新大久保の街のにぎわいの理由として、「常に新しいものを生み出し続けている」「日本人だけではなくインバウンドをターゲットにしている」点などを挙げた。
12月22日に行われた事後学習では、はじめに田畠ゼミ生がスライドを用いて、フィールドワークで得た知見を報告。新大久保の街のにぎわいの理由として、「常に新しいものを生み出し続けている」「日本人だけではなくインバウンドをターゲットにしている」点などを挙げた。


一方で課題も多く、「政治状況の影響を受けやすい」「ファミリー層には住みにくい」などの問題点を指摘した。
現状と課題を踏まえて解決策を考えるグループディスカッションでは活発に意見が交わされた。高校生のグループは「課題を多くの人に知ってもらうための情報発信が大事だ」と発表した。
田畠教授は3回の授業を振り返り、「世代を超えた交流や学びは非常に重要で、新たな人や文化との関わりからイノベーションは生まれる」と総括した。
授業に参加した高校生からは、「先生と学生が対等な関係でディスカッションする大学の授業は新鮮であり、とても面白かった」「多文化共生について興味がわいた」などの感想が寄せられた。



▲フィールドワーク・新大久保商店街振興組合会議室にて