2023.01.10 Tue
ONLINETOPICS

ネットワーク情報学部 プロジェクト最終発表会
27チームが研究成果を展示

20220110ネット情報プロジェクト最終発表会_3年ぶりに対面形式で研究成果を展示・説明した▲3年ぶりに対面形式で研究成果を展示・説明した
ネットワーク情報学部3年次生の必修科目「プロジェクト」の最終発表会が12月17日、生田キャンパスで開かれた。対面形式での開催は3年ぶりで、多くの来場者が会場で学生の活動の成果を体感した。
プロジェクトは、教員や学生が立案したテーマごとにチームを組み、研究や開発を行うグループワーク型の演習科目。今年度は27チームが活動した。

小田切健太プロジェクトは「新たなコミュニケーションの形をデザインする」をテーマに、プロジェクションマッピングの技術を活用して会議を見える化し、話し合いを活性化させるプロダクトを開発した。

石鎚英也プロジェクトは、音に反応して光るLEDと音楽を連動させたイルミネーションライブを企画。メンバーは「コロナ禍で多くのイベントが中止になるなか、来場者に楽しんでもらえるよう、音と光を融合させた参加体験型の企画を考えた」と話した。
20220110ネット情報プロジェクト最終発表会_小田切プロジェクトは新たな会議ツールを提案した▲小田切プロジェクトは新たな会議ツールを提案した
AIとの共存の可能性を探ったのは尾形幹人プロジェクト。書き出しの一文を入力するだけで、続きの文章やイラストが自動でつくられる絵本生成システムを、さまざまなAIを駆使して構築した。
20220110ネット情報プロジェクト最終発表会_佐竹プロジェクトが開発したゲームを楽しむ学生▲佐竹プロジェクトが開発したゲームを楽しむ学生

社会課題や教育的テーマと、ゲームを組み合わせたプロジェクトが複数あった。飯塚佳代プロジェクトや佐竹弘靖プロジェクトは「SDGs」、太田隆博プロジェクトは「アルゴリズム」、沼晃介プロジェクトは「情報リスク管理」について、それぞれ楽しく学べるゲームを考案。来場者は頭と体を動かしながらオリジナルゲームを楽しんでいた。

来年度、プロジェクトを履修する2年次生は「プロジェクトごとに個性があって面白かった」「先輩からいろいろな話が聞けた。グループワークの進め方などはとても参考になった」などと話していた。

関連情報