2022.12.15 Thu
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ベンチャービジネスコンテスト 鳳賞に原口さん

20221213ベンチャービジネスコンテスト_出場者、審査員で記念撮影▲出場者、審査委員で記念撮影
第21回専大ベンチャービジネスコンテストのプレゼンテーション大会が12月3日、神田キャンパスで開かれ、最優秀賞にあたる鳳賞に原口友槻さん(経営4)が選ばれた。
今回は30組が応募し、書類審査と事前プレゼンテーションを通過した10組が本選に臨んだ。出場者は、本学OBの起業家や教員など14人の審査員を前に渾身のビジネスプランを披露した。
20221213ベンチャービジネスコンテスト_熱のこもったプレゼンで審査員の心をつかんだ原口さん2▲熱のこもったプレゼンで審査員の心をつかんだ原口さん

野球経験者の原口さんは、学生選手とチームのスカウトをつなぐプラットフォーム「ROSTER」を提案した。選手は「ROSTER」に自身のパフォーマンスデータなどを投稿し、その情報をもとに高校や大学などのスカウトが視察や獲得のオファーを提示できる仕組みで、競技人口が多い中学野球からサービスを開始し、徐々に対象を広げていく。スカウトの目に留まらないまま埋もれてしまう選手や希望する進路に進めない選手を見てきた実体験を踏まえ、「このサービスで、すべての選手にアピールの場と発掘されるチャンスを提供したい」と力強く訴えた。

鳳賞受賞について「コロナ禍で満足の行く学生生活を送れなかったこともあり、卒業を前に優勝できたことはうれしい」と喜ぶ一方で、「まだスタートラインに立ったばかり。今後どのようにサービスを形にし、実行していくかが重要」と起業を見据えている。

このほか、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)バランスやカロリーなどの項目で飲食店を検索できるサービスを考案した山田祐樹さん(経済3)のチームが育友会長特別賞を受賞した。
20221213ベンチャービジネスコンテスト_鳳賞を喜ぶ原口さんと遠山浩キャリア教育企画室長▲鳳賞を喜ぶ原口さんと遠山浩キャリア教育企画室長
表彰式では、前々回大会での鳳賞受賞をきっかけに株式会社たびふぁんを起業した西岡貴史さん(令3商)がゲストとして登壇し、「コンテストを通じて知り合った方との縁を大切にするとともに、何事もやり続けてほしい」と後輩たちを激励した。​
20221213ベンチャービジネスコンテスト_育友会長特別賞の山田さんチーム▲育友会長特別賞の山田さんチーム
20221213ベンチャービジネスコンテスト_出場者を激励するOB・西岡さん▲出場者を激励するOB・西岡さん

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