2022.10.05 Wed
ONLINETOPICS
経営学部「ビジネス研究C」 IT企業2社と産学連携講義
ソフト使い、ERPの導入提案を模擬体験


ERP(Enterprise Resource Planning)とは、経営資源の活用を最適化する計画や考え方のことで、生産、物流、販売、会計といった基幹業務の効率化や情報の一元化などの利点を企業にもたらす。授業のなかで学生たちは知識を体系的に学ぶとともに、ERPの導入を企業に提案する場面を想定したプレゼンテーションにも挑戦。7月14日には、協力企業の関係者を招き、全6チームによるプレゼン発表会が行われた。
いずれのチームもSAP社が提供するパッケージソフトを使いこなし、デモ画面を見せながら、自分たちが考えた提案内容を堂々と発表していた。齋藤和也さん(4年次)のチームは、ERP導入による業務の自動化と運営コスト削減という方向性を提案。「新事業の推進など本来かけるべきところにコストをかけられるようになり、売り上げ拡大が見込める」と効果を訴えた。
いずれのチームもSAP社が提供するパッケージソフトを使いこなし、デモ画面を見せながら、自分たちが考えた提案内容を堂々と発表していた。齋藤和也さん(4年次)のチームは、ERP導入による業務の自動化と運営コスト削減という方向性を提案。「新事業の推進など本来かけるべきところにコストをかけられるようになり、売り上げ拡大が見込める」と効果を訴えた。
全チームのプレゼンを聞いたNTTデータ グローバルソリューションズの磯谷元伸社長は「ERPシステムを導入する利点はよく整理されていた。『データから何を読み取り、どう生かすか』にまで踏み込めるとより良い発表になる」とアドバイス。植竹教授は「改善すべき点はあるが、どのチームも短期間でデモまでしっかりと作り上げていた」と学生たちの頑張りをねぎらった。
発表を終えた齋藤さんは「企業の課題を分析し、ERPを使って解決するための方向性を提案するという実践さながらの経験を、学生のうちにできたのが良かった」と感想を述べた。
