2022.06.10 Fri
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2022年度「千代田学」採択の研究事業がスタート
国際コミュニケーション学部3教員 メキシコ大使館を訪問

20220610「千代田学」採択の研究事業がスタート
千代田区と区内の大学などが連携し、区に関するさまざまな事象を一つの学問として学ぶ2022年度「千代田学」に、国際コミュニケーション学部の根岸徹郎教授が研究代表を務める調査・研究事業が採択された。
事業名は「文化的多様性を持つ千代田区の国際性に関する調査・研究」。各国の大使館をはじめ、区内に数多くある国際的・歴史的施設を対象にフィールドワークを行う。調査は学生が主体となり行う。

5月13日には根岸教授、井上幸孝教授、小林貴徳准教授がメキシコ大使館を訪問。事業の趣旨を説明し、協力を依頼した。

メキシコ大使館からは首席公使のアルマンド・アリアガ氏、学術・科学担当参事官のエマヌエル・トリニダー氏、文化担当官のバレリア・ソリス氏らが出席。根岸教授が「メキシコ大使館と専修大学、千代田区民がつながる機会になる」と事業の意義を語ると、「文化や歴史を入り口にして、現在のメキシコの外交や経済についても広く知ってほしい」「専修大学との友好関係が、この事業を通じてさらに深まることを期待している」と応じた。
20220610「千代田学」採択の研究事業がスタート03▲右から根岸教授、小林准教授、井上教授
今後は学生が中心となり、メキシコ大使館のほか、区内に古くからある学校、美術館、博物館、書店などでもフィールドワークを実施。千代田区の文化的多様性を多角的に捉えるとともに、その役割や可能性についても広く検証、発信していく。研究成果は年度末に、調査に参加した学生によるパネル展示と区民参加型の公開講座の形で発表を予定している。
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