2022.05.24 Tue
ONLINETOPICS

心身を健康に スポーツリテラシー
【SDGs】生田緑地でオリエンテーリング

20220524OFC-発見した花や植物を撮影▲発見した花や植物を撮影
スポーツを通じて健康に関する知識やコミュニケーション能力を総合的に学び、心身ともに健康に過ごすための基礎を培うことを目的に、2014年度から開講している科目「スポーツリテラシー」。テニス、バレーボール、ダンス、フィジカルフィットネスなど、幅広い種目が設けられている。齋藤実文学部教授が担当するアウトドアフィットネスクラス(OFC)では、4月28日、キャンパスに隣接する生田緑地でオリエンテーリングを行った。
アウトドアフィットネスは、自然を感じながら健康増進を図る生涯スポーツの一つ。学生たちは4人1組でチームを作り、60分間、生田緑地を散策した。地図を片手に18のチェックポイントを巡りながら、発見した植物や生物の写真を撮影。また、SDGsの取り組みの一つとして、コース上のゴミ拾いも行った。

この日受講したのは入学間もない文学部1年次生。和気あいあいとした雰囲気で自然を体感しながら生田緑地を回った。参加者は「花や生き物などに意識を向けながら歩いたため疲れたが、楽しい授業だった」と振り返りつつ、「ほとんどゴミが落ちていなかった。管理者と利用者が協力し、きれいな自然環境を維持しようとしていることを知ることができた」と話した。
20220524OFC-参加した履修生と齋藤教授(後列右)▲参加した履修生と齋藤教授(後列右)
20220524OFC_園内のゴミ拾いにも取り組んだ▲園内のゴミ拾いにも取り組んだ

齋藤教授は「この授業では、実習を通してアウトドアフィットネスの理論や生涯スポーツの意義を学修している。今回の授業で行ったオリエンテーリングは、目標に向かってチームで行動することで連帯感を生み、仲間作りの一助にもなる。また、キャンパスのすぐ近くに素晴らしい自然環境があることも知ってもらえたのではないか。今回はゴミ拾いにも取り組んだが、SDGsについて考えるきっかけにしてほしい」と意図を語った。
20220524OFC_仲間と一緒にオリエンテーリング▲仲間と一緒にオリエンテーリング
20220524OFC_メンバーの自撮りでチェックポイントを通過▲メンバーの自撮りでチェックポイントを通過.

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