2021.12.20 Mon
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文学部ジャーナリズム学科プロジェクトB 「専修Jスポ」発行

20211220専スポJ▲齋藤教授(2列目左端)と学生たち
文学部ジャーナリズム学科では、2年次生が「プロジェクト」というアクティブラーニング科目に取り組んでいる。学生同士や教員で意見やアイデアを出し合い,内容を作り上げていく。後期の齋藤実教授のプロジェクトBでは、スポーツ新聞を企画。学生12人が構成を考え、取材、撮影、原稿作成やレイアウトなどを全て担当し、12月15日、「専修ジャーナリズムスポーツ」通称「専修Jスポ」が完成した。


「専修Jスポ」は一般的な新聞と同じサイズのブランケット判8ページ。1面には「専大箱根駅伝出場」の大見出しが踊る。陸上競技部監督や予選会に出場した選手のインタビューで、箱根駅伝への熱い思いを伝えた。最終面ではスピードスケート部の森重航選手(経営3)のワールドカップ初優勝を報じた。そのほか野球部、馬術部など伊勢原体育施設で活動する部の紹介、活躍著しい部や選手を取り上げている。
20211221専スポJサムネイル▲専大体育会の活躍を伝える「専修Jスポ」
20211220専スポJ01 ▲完成した紙面を仕分ける



齋藤教授は「履修生には体育会に所属している学生もいれば、報道に興味がある学生、デザインに関心がある学生もいる。専大スポーツと一般学生を結びつけ、“する・みる・支えるスポーツ”のそれぞれを“つなぐスポーツ”として実践することが目的」と語る。


学生たちは取り上げる部や選手を決め、手分けして取材を行った。編集長を務めた野見山拓樹さんは「入念な下調べをしてインタビューに当たった。どういう聞き方をすれば相手が答えやすいか、気を配った」と話す。

紙面のレイアウトを担当したのは相川直輝さんと横山花音さん、野口竜聖さんの3人。講義でソフトの使い方を習った経験はあるが「ほぼ初心者で、やりながら学んでいった」という。1面を担当した相川さんは、見出しのフォントや大きさ、色にこだわり、迫力のある紙面を作り上げた。

締め切り直前に飛び込んできた森重選手のW杯優勝の報。紙面担当だった横山さんは「大枠は決めていたものの、時間も迫っていて本当に出来上がるか不安だった。形になってよかったという安堵感と、もっと工夫できたのではないかという思いがある」と語る。
20211220専スポJ02▲「専修Jスポ」を眺める学生
20211220専スポJ03▲完成した紙面を手にする野見山さん

まだインクの匂いが残る印刷されたばかりの「専修Jスポ」を手にした学生たちは「思っていた以上の仕上がり。画面で見るのと、刷り上がったものとでは全く違う」と紙面を眺めていた。

「専修Jスポ」は3000部印刷。キャンパス内で配布しているほか、こちらからダウンロードできる。

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