2021.12.16 Thu
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ベンチャービジネスコンテスト 菅原さんチームに鳳賞

20211216ベンチャービジネスコンテスト▲出場者、審査委員で記念撮影 ※撮影時のみマスクを外しています
第20回専大ベンチャービジネスコンテストのプレゼンテーション大会が12月4日、神田キャンパスで開かれ、最優秀賞にあたる鳳賞に菅原祐嗣さん(商3)のチームが選ばれた。
20211216ベンチャービジネスコンテスト03▲菅原さんチームの熱のこもったプレゼン

今回は31組が応募し、書類審査と事前プレゼン審査を通過した10組が本戦に臨んだ。出場者は、起業家や教員など13人の審査員を前に堂々とビジネスプランを発表した。

菅原さんのチームは、昆虫の売買に特化したマッチングプラットフォームサービスを提案した。過去に昆虫の売買でトラブルに遭った自身の経験と、SNSで交流して集めた愛好家の声を踏まえ、ユーザーが安心して取引を行える透明性の高いサービスを追求。チャット欄を設けて情報の見える化を図ったほか、配送途中で生体が死んでしまう「死着」対策として、死着補償という保険の仕組みも用意した。

商学部でビジネスプランニングなどを学ぶ菅原さんたちは「どこまでやれるか確かめたい」と、コンテストへの参加を決めた。鳳賞獲得に驚きつつも、「チームワークが実を結んだ」「自信がついた」と笑顔を見せた。

過去と現在の自分を手紙でつなぎ、自己肯定感を高めるサービスを考案した長谷川実柚さん(経営3)のチームが優秀賞を、遠隔地から音を届けてライブの一体感を演出するサービスを提案した大嶋美穂さん(経済3)が育友会長特別賞を受賞した。

OB起業家による特別講演には、ウリドキ(株)代表取締役の木暮康雄さん(平19経営)が登壇。
事業を成長軌道に乗せるための仕組みや仕掛けについて分かりやすく解説した。
また、起業を視野に入れる学生に向け、「新規事業は打率ではなく、打席数で勝負することが大事」などのアドバイスを送った。
20211216ベンチャービジネスコンテスト04▲鳳賞を喜ぶ3人と遠山浩キャリア教育企画室長(経済学部教授)
ベンチャービジネスコンテスト木暮氏▲当日講演されたウリドキ株式会社の木暮康雄氏
20211216ベンチャービジネスコンテスト01▲優秀賞・長谷川さんチーム
20211215ベンチャービジネス05▲育友会長特別賞・大嶋さん

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