2021.11.03 Wed
ONLINETOPICS
専修大学新理事長の就任について
学校法人専修大学は10月27日(水)開催の理事会・評議員会において任期満了に伴う役員の改選を行い、11月3日(水)開催の理事会で松木 健一(まつき・けんいち)氏を理事長に選任いたしました。就任は11月3日付、任期は3年間。
松木 健一 理事長

“理事長就任にあたって”
「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を目指して
―学生の思いを実現する大学へー
この度、令和3年11月3日に開催されました学校法人専修大学理事会におきまして、理事長を拝命いたしました。微力ではございますが、創立以来142年にわたる歴史と伝統のある本学の発展を目指して、誠心誠意努力してまいる所存です。皆様方の力強いご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本学は、明治13年(1880年)、相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人により創立されました。近代化という新たな道を歩み始めた日本において、次世代を担う若者への教育により、社会の屋台骨を支える人材を育成することが、これからの日本社会の発展につながる、そうした気概と誇りをもって専修学校(専修大学の前身)を創立しました。まさに日本の私学の先駆けとなった学校といえます。
爾来、社会に送り出した31万余人の校友は、専修人としての誇りを持ち、全国各地で、さらには海外の各方面において活躍をされております。
近年、本学は建学の精神「社会に対する報恩奉仕」を現代的に解釈した「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を21世紀ビジョンに掲げ、「学生を基本に据えた大学づくり」を念頭に多くの大学改革を推進してまいりました。前任の日髙義博理事長、佐々木重人専修大学長、尾池 守石巻専修大学長の下で行われた改革は、将来を見据えた学部の新設・改組、専修大学140年記念館の建設をはじめとするキャンパスの拡充・整備、地域社会と連携した教育研究や海外との共同研究の推進など枚挙にいとまがありません。
今後もこれらの大学改革を基盤として、法人と教学が一体となって専修大学、石巻専修大学の更なる発展に向けた取り組みを進めてまいります。
昨今は、将来の予測が困難な時代と言われております。18歳人口の減少も深刻です。大学を取り巻く環境が厳しさを増す中、健全な財政の確保は重要であり、財政改革を視野に入れ、業務の見直し・刷新を図っていかなければなりません。さらに社会のデジタル化が加速するなか、本学においてもDXへの取り組みが急務です。また東日本大震災や今般のコロナ禍のような危機的状況においても「学生の学びを止めない」ため、危機管理への対応も課題の一つです。地域社会に向けた大学の知の発信、カレッジスポーツの振興も欠くことはできません。
課題は多岐にわたりますが、入学した学生の思いを実現できる大学であり続けるために、また専修大学創立150年、石巻専修大学創立40年に向けてさらに発展する大学づくりを進めるために、校友、育友のご支援を頂きつつ教職員の力を結集して大学改革に取り組んでまいります。
最後に、先日行われた箱根駅伝予選会では2年連続70回目となる本大会出場権を獲得できました。選手諸君の正月の走りを大いに期待するとともに、オール専修での応援をお願い申し上げます。
「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を目指して
―学生の思いを実現する大学へー
この度、令和3年11月3日に開催されました学校法人専修大学理事会におきまして、理事長を拝命いたしました。微力ではございますが、創立以来142年にわたる歴史と伝統のある本学の発展を目指して、誠心誠意努力してまいる所存です。皆様方の力強いご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
本学は、明治13年(1880年)、相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人により創立されました。近代化という新たな道を歩み始めた日本において、次世代を担う若者への教育により、社会の屋台骨を支える人材を育成することが、これからの日本社会の発展につながる、そうした気概と誇りをもって専修学校(専修大学の前身)を創立しました。まさに日本の私学の先駆けとなった学校といえます。
爾来、社会に送り出した31万余人の校友は、専修人としての誇りを持ち、全国各地で、さらには海外の各方面において活躍をされております。
近年、本学は建学の精神「社会に対する報恩奉仕」を現代的に解釈した「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を21世紀ビジョンに掲げ、「学生を基本に据えた大学づくり」を念頭に多くの大学改革を推進してまいりました。前任の日髙義博理事長、佐々木重人専修大学長、尾池 守石巻専修大学長の下で行われた改革は、将来を見据えた学部の新設・改組、専修大学140年記念館の建設をはじめとするキャンパスの拡充・整備、地域社会と連携した教育研究や海外との共同研究の推進など枚挙にいとまがありません。
今後もこれらの大学改革を基盤として、法人と教学が一体となって専修大学、石巻専修大学の更なる発展に向けた取り組みを進めてまいります。
昨今は、将来の予測が困難な時代と言われております。18歳人口の減少も深刻です。大学を取り巻く環境が厳しさを増す中、健全な財政の確保は重要であり、財政改革を視野に入れ、業務の見直し・刷新を図っていかなければなりません。さらに社会のデジタル化が加速するなか、本学においてもDXへの取り組みが急務です。また東日本大震災や今般のコロナ禍のような危機的状況においても「学生の学びを止めない」ため、危機管理への対応も課題の一つです。地域社会に向けた大学の知の発信、カレッジスポーツの振興も欠くことはできません。
課題は多岐にわたりますが、入学した学生の思いを実現できる大学であり続けるために、また専修大学創立150年、石巻専修大学創立40年に向けてさらに発展する大学づくりを進めるために、校友、育友のご支援を頂きつつ教職員の力を結集して大学改革に取り組んでまいります。
最後に、先日行われた箱根駅伝予選会では2年連続70回目となる本大会出場権を獲得できました。選手諸君の正月の走りを大いに期待するとともに、オール専修での応援をお願い申し上げます。
令和3年11月3日
学校法人専修大学理事長 松木 健一
- 略 歴 -
【氏 名】 | 松木 健一 (まつき けんいち)(昭和26年1月16日生、福島県出身) | |
【学 歴】 | 1973年(昭和48年)3月 | 専修大学法学部卒業 |
【職 歴】 | 1978年(昭和53年)4月
2002年(平成14年)5月 2003年(平成15年)11月 2006年(平成18年)11月 2015年(平成27年)11月 2021年(令和 3年) 11月 | 学校法人専修大学入職
専修大学総合企画広報室長 専修大学学長室長 学校法人専修大学常務理事 学校法人専修大学専務理事 学校法人専修大学理事長に就任 |
【その他】 | 2004年(平成16年)4月
2007年(平成19年)9月 2012年(平成24年)6月 2012年(平成24年)6月 | 学校法人専修大学松戸高等学校理事
学校法人専修大学松戸高等学校評議員 学校法人玉名学園理事 学校法人玉名学園評議員 |