2021.10.08 Fri
ONLINETOPICS
「学長伝書鳩」No.16
専修大学(令和3年度後期)での安全な学修環境の維持について

■学部授業科目を、段階的に対面形式に戻します
東京都・神奈川県等に発出されていた緊急事態宣言が9月30日(木)に解除されましたが、本学は、感染力の強いデルタ株が蔓延していることを考慮して、10月17日(日)までは、当初対面形式で行う予定であった学部授業科目も含め、原則オンライン形式で授業運営を行っております。ただし、直近の本学における新規感染者数は、8月・9月に比べ、大幅に減少している状態にあります。そこで、本学は、10月18日(月)より、第一段階として、当初対面形式で行う予定であった学部授業科目の一部を、対面形式に戻すことといたしました(対面形式に変更する科目一覧等は、すでに「in Campus」にてお知らせしております)。また、新規感染者数等といった指標の改善状況によりますが、第二段階として、11月1日(月)から、さらに対面形式に戻す学部授業科目を追加する予定です。
■感染防止対策をさらに強化いたします
1.不織布マスク着用の徹底
肌とのすき間をなくし、正しく装着された不織布マスクは、咳やくしゃみで吐き出された飛沫をとらえる効果ばかりでなく、空中に浮遊している飛沫の吸い込み量を減らす効果の点でも、他の素材のマスク(布・ウレタン等)と比べて、最も優れていることが実証されております。特にウレタンマスクは感染症対策にほとんど効果がないため、登校の際には、「不織布マスク」を着用するようお願いいたします。(国立研究開発法人「理化学研究所」が発表した、スーパーコンピュータ「富嶽」による、マスク素材ごとの飛沫防止効果のシミュレーション結果に基づく)
2.教室の換気状況の再点検と強化
感染力の強いデルタ株への対応として、教室や食堂の換気能力を再点検したうえで、従来よりも強化するよう判断基準を改めました。その結果、窓やドアを適度に開けるだけでは、換気が十分といえないと判断した教室等には、サーキュレーターを追加設置することとしました。なお、これからの季節は、外気温の低下が伴いますので、教室内であっても防寒対策を各自でお願いいたします。
3.対面授業出席者への「抗原検査キット」配布
本学は、学生の皆さんが安心して対面授業に出席できる環境を整えるため、「抗原検査キット」をキャンパス内で配布することとしました。具体的な配布方法は、別途「in Campus」にてお知らせいたします。抗原検査は、PCR検査よりも精度は若干劣るものの、「抗原検査キット」を自宅に持ち帰り、自分自身で検査(唾液の採取)を行い、15分程度で検査結果がわかるというメリットがあります。「抗原検査キット」で「陽性の疑いがある」という結果が示された場合には、速やかに医療機関での診断の手続をお取りいただくこととなります。
■「抗原検査キット」の受け取りにあたってのご注意
①発熱や咳など体調不良を感じる場合には、授業や「抗原検査キット」受取りのために大学に登校することは控え、速やかに医療機関(発熱外来)や最寄りの自治体が開設している相談窓口*に電話相談してください。
*東京都発熱相談センター(03-5320-4592)
*神奈川県コロナウイルス感染症専用ダイヤル(0570-056774)
②「抗原検査キット」は、自宅に持ち帰って使用してください。キャンパス内での使用は、感染対策上、禁止とします。
4.「令和3年度後期の学生生活に関するお願い」および「令和3年度後期の対面授業の受講に関連したお願い」
令和3年度後期向けに、「令和3年度後期の学生生活に関するお願い」および「 令和3年度後期対面授業の受講に関連したお願い」を作成いたしました。作成に当たっては、医師による内容確認が行われ、助言や指導をいただいております。是非お読みください。
5.ワクチン接種状況についてのアンケート調査の実施
「本年10月~11月にかけて、希望する人すべてにワクチン接種を終える」という目標が政府により掲げられております。そこで、本学は、今後のコロナ対策の重点施策を見極めるために、10月初旬時点で学生・教職員のワクチン接種状況を伺うためのアンケート調査を行いました。回答にご協力いただき、ありがとうございました。今後、統計的推定の必要から、一定期間が経過した後に、第2回目のアンケート調査も必要に応じて実施する予定です。その際もよろしくご協力願います。