2021.06.01 Tue
ONLINETOPICS

専大発ベンチャーによる就活支援イベント開催

KEN_0056専大ベンチャー▲学生と社会人が一緒にアイデアを出し合った
KEN_0096専大ベンチャー▲和やかな雰囲気で行われたイベント
社会人との自由な対話を通じて、働くことの意義や動機を見つめ直し、就職活動のあるべき姿について考える――。そんなユニークなイベント「NEWSEEDs」が5月26日、生田キャンパスで開かれた。専大発のベンチャー企業「QUZLAB(くずらぼ)」が主催し、キャリア形成支援課のイベント・講座の一つとして専大生向けに実施。就活支援事業を手がける同社は、昨年創設された本学の「アントレプレーナーシップ奨励金制度」の交付第一号。

イベントは、気軽に会話できるように少人数制で実施され、5人の学生が参加。コンサルティング会社やIT企業で働く社会人と混成グループをつくり、「理想の求人票を作成する」という課題に取り組んだ。
和気あいあいとした雰囲気のなか、「こんな企業があったらいいな」をテーマにした自由討論では「自分の好きな時間・場所で働ける」「住宅費用全額補助」など、学生の本音が垣間見えるアイデアが次々と出された。その後、グループごとに意見を集約し、働くうえで大切にしたいことを反映した「理想の求人票」を完成させた。

経営学部4年次の学生は「他の学生が『働くこと』についてどのように考えているかを知ることができ新鮮だった。また、社会人との会話を通じて企業や就活への理解も深まった」と感想を述べた。
「QUZLAB」代表の井口慧さん(令2経済)は「就活前に学生と社会人が出会い、対話することに意義がある。この経験を今後の就活などに役立ててほしい」と学生たちに語りかけた。

関連情報