2021.01.09 Sat
ONLINETOPICS

「学長伝書鳩」No.11
~「緊急事態宣言」に対する専修大学の対応について~

伝書鳩no.11

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく
緊急事態宣言に対する専修大学の対応について
本学学生の皆さんへ
-1月8日から「活動レベル」を「レベル4」から「レベル2」に引き上げました-

2020年12月18日付で発信した「学長伝書鳩」No.10でお伝えしたように、2020年度後期の対面授業科目は、入試期間直前の感染リスク回避を考慮して、現時点で1月23日(土)までの残りの授業(補講を含む)を、すべてオンライン形式に切り替えて運用しております。

今般の緊急事態宣言の発出を受けて、1月8日(金)より3月3日(水)までの期間は、本学の入学試験日を含む期間でもありますが、「活動レベル」をこれまでの「レベル4」から「レベル2」に引き上げ、警戒を強めることとしました。学部生のキャンパス入構は、入試の準備が始まる1月25日から3月3日まで、原則禁止とします。
佐々木学長02(伝書鳩用)
「レベル2」の当該期間では、学修機会の確保の観点から学外実習・学外調査(日帰り)は、学部長の事前許可を得て実施するものとし、授業期間以外で行われる卒業論文・学位論文の審査活動等の教育活動は、対策本部長による許可制となります。また情報科学センターや図書館、その他の学内施設及び学生相談窓口利用には、事前予約が必要となります。そして、事務所管が運営する各種講座、説明会、研修等の実施には、事前計画書の提出をお願いし、対策本部長の許可を求めることといたします。学生の課外活動は、学生部長の許可によって行うこととし、1月25日から3月3日まで、学内での活動は禁止とします(体育会活動と体育寮での生活は、体育部長からの指示内容に従ってください)。一方、今回の緊急事態宣言は、飲食を伴うものを中心として対策を講じるとされており、その実効性を上げるために、宿泊を伴うゼミナール合宿は、禁止といたします。繰り返しになりますが、万一に備えて、在学生の皆さんは、以下のことを遵守くださるよう重ねてお願いいたします。
  1. 「後期対面授業における感染予防のための注意事項」(※ポータルサイトのライブラリに掲載)の P.10に記された「健康・行動記録票」を毎日作成し、直近2週間分を保存すること。
  2. 友人との飲食を伴う会合や、カラオケ等には行かないこと。
以上の内容の詳細は、ぜひ本学ホームページ及びポータルサイト等でご確認ください。

学生の皆さんには、自由な行動に制約をつけるようなお願いばかりとなり、大変心苦しく思います。しかしながら、皆さんが感染予防に留意して行動することが、自分と、周囲の大切な人、そして社会を守ることに直結します。いま一度、「感染しない/させない」行動を徹底し、健康に気をつけて毎日をお過ごしください。
受験生の皆さんへ
-本学は当初の予定通り入学試験を実施します-

コロナ禍によって学校生活にも様々な制限が課されたこの1年は、受験生の皆さんにとって、勉学面は言うまでもなく、自分が思い描いていたような諸活動ができず、苦しんだり悩んだりしてきた期間であったと思います。それは本学も同じで、教職員や学生が多くの労力を費やして準備した諸行事が中止に追い込まれたり、先生方も当初は不慣れなオンライン授業に汗だくで取り組みました。しかし、皆さんは、そんな制限された環境のなかでも、できることを精一杯に考え、一つ一つ課題を解決しようと、今日に至るまで頑張ってきたと思います。本学は、この状況をどうすれば克服できるのか、自分なりに考える体験をたくさんしてきた皆さんにぜひ志願してほしいと思っています。そのような体験は、本学の教育目標である「社会知性の開発」に必ず活かされると確信しているからです。

本学は、緊急事態宣言下ではありますが、徹底した感染防止対策を講じ、皆さんが試験問題に集中できる環境を整え、当初の予定通り入学試験を実施い
たします。どうぞ安心して、試験会場にお越しください。