2015.06.10 Wed
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東都のレジェンド・芝池博明さん神宮のマウンドに立つ

「全日本」の始球式登板 力強い投球で後輩を激励

大学日本一を決める全日本大学野球選手権大会の始球式(6月8日)に、専大野球部の元エース・芝池博明さん(昭44商)が登板。見事な投球で神宮球場での開幕戦を飾り、選手を激励した。
芝池さんは1965年、1年次生ながら東都大学野球春季リーグで8勝を挙げ、春秋連続優勝に貢献。その年の全日本では準決勝で完全試合を達成して「日本一」の立役者となった。東都リーグ通算41勝はいまだに記録が破られていない“東都のレジェンド”だ。今年は完全試合から50周年にあたる。
すがすがしい初夏の晴天に恵まれたこの日、専大の旧ユニホーム姿でマウンドに現れた芝池さん。持ち味のアンダースローのフォームで全盛期を思わせる力強いボールを真ん中高めに投げ込んだ。
東都のレジェンド・芝池博明さん神宮のマウンドに立つ01
東都のレジェンド・芝池博明さん神宮のマウンドに立つ02
球場に「ストライク」の声が鳴り響くと緑色の帽子を取り、両手を上げて観客の拍手に応えた。
「神宮で投げるのはプロ時代(近鉄―中日、78年に引退)から数えて40年ぶりくらい。多少緊張したけれどボールが届いてほっとした」と周囲を笑わせた。
専大の初戦は6月10日。芝池さんは「久しぶりに全日本選手権に出るのだから専修魂をみせてほしい。がんばれば必ず成績はついてくる。のびのび楽しくやって、最後は笑ってもらいたい」とエールを送った。

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