2015.05.28 Thu
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南米チリ剣道ナショナルチームが剣道部と合同稽古、親善試合

チームを率いるヘッドコーチの日巻行信さん(昭42法)が本学の卒業生という縁で来学が実現した。
一行は第16回剣道世界大会(5月29日~31日、東京・日本武道館)に出場するナショナルチームで20代前半から30代半ばまでの男女13人。同19日に来日した。
25日の合同稽古には専大側は松下吉進監督(昭48法)、石崎徹顧問(経営学部教授)ら指導陣と部員約40人が参加。今年3月に完成したばかりの剣道場には熱い掛け声が響き渡った。
参加者は練習で約1時間汗をかいたあと、「日本・チリ親善試合」を行った。
日本に2年間の留学経験がある大学生のトマス・ミランダさん(5段)は、親善試合でチリ側唯一の勝ち星を挙げた。
「世界大会前に日巻先生の出身校で稽古できてうれしい」と笑顔を見せた。
剣道女子部員の中後真里奈さん(文2)は 「礼儀正しく剣道に真剣に向き合っている様子が試合から伝わってきた」と、チリチームのひたむきさを称える。
チリナショナルチームは南米ではブラジルに次ぐ実力を持つ。2013年からJICAシニア海外ボランティアとして首都・サンチアゴで剣道の指導をしている日巻さんは「ナショナルチームには日本留学者も多い。実力は、世界レベルではまだまだだが、稽古に熱心に取り組んでいる。チリは日本にたいへん親しみをもっている友好国。日本の文化やスポーツは人気が高く、剣道人気も上がっている」と話す。






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