2018.06.01 Fri
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「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞にネットワーク情報学部 真内みずほさん

20180601総務大臣表彰01▲総務大臣奨励賞を受賞した真内さん
ネットワーク情報学部3年次の真内(しんない)みずほさんが「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞を受賞し、6月1日、都内で開かれた電波の日・情報通信月間記念中央式典で野田聖子総務大臣から表彰された。

真内さんの作品は、昨年度、同学部の専門科目メディアプロデュース応用演習で川崎市多摩区のCMとして制作した「わたしが生きる町」。多摩区で育った主人公が成長していく過程を、主観ショット(POV)で撮影した。父、夫、娘と世代を越えて、主人公の手が繋がれていく様子をセピア調に仕上げた。
作品は今年3月、総務省関東総合通信局など共催の「かながわ市民映像祭2017」わがまちCM部門でグランプリを獲得した。総務省は、クリエーターの育成や地域からの情報発信を目的に、デジタルコンテンツに関するコンテスト各地域で実施しており、その中でも、特に優秀な作品を制作し、今後の創作活動が期待される個人・団体に総務大臣奨励賞を贈っている。今年度は真内さんを含め8作品が受賞した。
真内さん自身も3歳から多摩区で育った。幼い頃から親しんできた生田緑地や多摩川で撮影した。映像作品を制作したのはこれが初めてで「30秒は思いのほか短く、まとめるのに苦労した」と話す。

映像の魅力を「短い中にもいろいろなストーリーを詰め込んだり、人の心に強く印象を残すことができるところ」と語る。現在は沼・安藤プロジェクトに所属し、子どもたちが楽しめるデジタルアトラクションの制作活動を行っている。「今後は映像分野に限らず、広く創作活動を行っていきたい」と夢を膨らませている。
20180601総務大臣表彰02▲野田総務大臣(左)から賞状が贈られた


真内みずほさんの作品「わたしが生きる町」

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