2019.11.28 Thu
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リーダーシップ開発プログラム STORYチームがワークショップ「ハーバリウム制作」開催

abm00043084▲完成したハーバリウム
「ビーズもいれると華やかになりますよ」。参加者に積極的に声をかける5人のメンバーたち。リーダーシップ開発プログラムのSTORYチームはワークショップ「ハーバリウム制作」を11月23日、JR川崎駅直結の大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」イベントスペースで開いた。受け入れ先は体験型イベントなどを販売している会社「STORY&CO」(東京都千代田)。
イベントは午前と午後の2回行われ、20人が参加した。メンバーは、小瓶の中にドライフラワーや枝、葉などをピンセットで入れるポイントを説明したり、実際に手伝ったりした。

今回のワークショップのねらいについて、矢口優衣さん(経1)は「普段、両親に感謝の言葉を伝えていない。勤労感謝の日に素直にありがとうという思いを伝えるものをみんなで作りたかった」と話す。ハーバリウムは生花と違い保存期間も長く水やりも必要ないので、プレゼントにぴったりだという。参加者全員で作品を披露しあった後は「誰へどんな思いを込めたのか」「イメージしたものは?」といったクイズが行われ、笑い声も響き、終始和やかな雰囲気だった。
abm00043081▲制作のアドバイスをするメンバー
4月にプログラムがスタートした後は「何を企画するか」を決めるまでが大変だったという。意見が合わず、衝突する場面も多かったが、話し合いを重ねることで、コミュニケーションを取ってきたという。「ハーバリウム制作」に決まった後は体験教室に通い、技術を習得した。
abm00043083▲STORYチームと参加者
森本奈々さん(商1)は大変だったこととして「講師を呼ぼうとしたが金銭的に無理だったので、自分たちで教えることになったこと。また、SNSで呼びかければ参加者はすぐ集まると思ったが、苦戦した」と振り返る。

千石義洸さん(商1)は「メンバーがまとまるまでは大変だった。得意なこと、性格などが全員ばらばらで、話し合いを重ねた。この活動を通して、一人一人の個性、強みを生かし、支え合えるチームが良い集団だと考えるようになった。自分と異なる人を受け入れる姿勢を持ち続けることが真のリーダーシップだと知った」と話していた。

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