2020.01.06 Mon
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社会科学研究所70周年 記念講演会と出版記念祝賀会開く

abm00044121▲祝賀会で祝辞を述べる町田俊彦研究参与
社会科学研究所(=社研、宮嵜晃臣所長)は、創立70周年を迎え、記念講演会を12月21日、生田キャンパスで開いた。佐々木重人学長や所員ら多数が参加した。
abm00044125▲佐々木重人学長
社研は、専修大学が新制大学に移行した1949年4月に誕生。経済学やこれに関する諸科学の総合的研究を行うことを目的にしている。

現在、所員を中心に研究参与、客員研究員らあわせて280人で構成されている。研究内容が学部横断的である特色から現状分析だけでなく歴史研究なども行い、国内外での調査活動も活発。ベトナムのベトナム社会科学院東北アジア研究所と国際交流組織間協定を結ぶなど、海外の大学研究機関と研究交流を重ねている。
記念講演会では、所長を務めた水川侑、柴田弘捷両研究参与、村上俊介所員のリレー講演のあと、宮嵜所長が「グローバル資本主義の進展と社研調査活動」と題する講演を行った。グローバル資本主義の進展とそれが日本経済に及ぼした影響や地域経済の現状を、国内外で行ってきた社研の調査活動などを基に報告した。
abm00044126▲宮嵜晃臣所長
abm00044127▲新刊『70年史』を手にする村上俊介所員
第2部は会場を「蒼翼の間」に移し、2020年1月20日刊行の『専修大学社会科学研究所70年史』の出版記念祝賀会が催された。出版編集委員のチーフを務めた村上前所長は「この出版を次の100年史につなげていきたい」とあいさつした。

1月25日(土)には生田キャンパス・蒼翼の間で70周年記念公開シンポジウムを開催する。
◇『専修大学社会科学研究所70年史』は社研70年の軌跡を、年表や資料、所員・研究参与などによる寄稿、座談会で紹介している。専修大学出版局刊。4500円+税。

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