2019.12.19 Thu
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ベンチャービジネスコンテスト 鳳賞に小山田さん(商3)

今回は22組が応募し、1次(書類)、2次(事前プレゼンテーション)を通過した9組が最終審査に臨んだ。発表者は、起業家、教員ら13人の審査員を前に、堂々と自らが考えた起業プランを発表した。
小山田さんは、親子間のコミュニケーションを促進するアプリ「ほめポ」を提案した。スマートフォンを活用した新しい形の交換日記サービスで、親と子をつなぐことに加え、「ほめる」ことを大切にした。「ほめられることで、自分に自信を持ち、自己肯定感を高めることになる」とアピール。審査員からは「面白いプランだ」などの声が上がった。鳳賞と合わせて、審査員特別賞のブルーチップ賞を受賞した。
小山田さんは、親子間のコミュニケーションを促進するアプリ「ほめポ」を提案した。スマートフォンを活用した新しい形の交換日記サービスで、親と子をつなぐことに加え、「ほめる」ことを大切にした。「ほめられることで、自分に自信を持ち、自己肯定感を高めることになる」とアピール。審査員からは「面白いプランだ」などの声が上がった。鳳賞と合わせて、審査員特別賞のブルーチップ賞を受賞した。


小山田さんは「自分の将来について考えた時、起業家も一つの選択肢だと考え、コンテストに応募した。アプリの実現に向けて、現在はプログラミングの勉強に取り組んでいる。事業の継続性など、まだまだ考えていかなければならない部分があるので、今後もこのプランを詰めていきたい」と起業を見据える。
優秀賞は、ごみ問題を学ぶボードゲームを考案した専大附属高校チームが受賞。育友会長特別賞は、就職後の学生と企業のミスマッチをなくすことを目的とした新しい自己理解の場を提案した井口慧さん(二部経済4)チームが選ばれた。
細谷翔矢さん(経営1)は1年次生で唯一、最終審査に残り、恩田英久賞、池本正純賞の二つの審査員特別賞に選ばれた。「高校生の時、父の蔵書を読み、起業に興味を持つようになった」と、今年度開設した経営学部ビジネスデザイン学科で学んでいる。


発表したプランは、伝統工芸品のネット販売と職人と顧客を結ぶサービスを提供し、地域の活性化を目指すもの。「ほかの人の発表を聞き、自分の案ももっと改善できたのではと思う。審査員の方からいろいろな意見をいただき、学科の1期生として期待されていることを感じた。今後も精進していきたい」と話した。