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2019.10.08()
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異文化理解と多文化共生 北上市で社会知性フォーラム

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専修大学、専修大学北上高校主催の社会知性フォーラムが10月5日、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館で開催され、専修大学と石巻専修大学の2教員らが異文化理解と多文化共生をテーマに講演した。
フォーラムは、専大の「知の発信」の場として2010年度から始まった地域貢献事業。北上市での開催は3回目。当日は市内外から140人が参加し、熱心に聴講した。

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▲講演する櫻井准教授
佐々木重人学長、北上市の及川義明副市長のあいさつに続き、櫻井文子経営学部准教授が登壇した。ドイツ、チェコなど海外で育った櫻井准教授は9歳で一時帰国した際に、くるんである桜もちの葉をはがしたら「一緒に食べるもの」と言われ、柏もちの葉を一緒に食べたら驚かれたエピソードを紹介。「当たり前のこと、常識の難しさを感じた」と語った。
「日本や中国などは言語表現の省略が多く、状況や文脈、共通認識を拠り所とする高文脈文化である。『空気を読む』ことで通じ合う文化を、すべてを言葉で伝達する米、英国などの外から来た人が理解するのは困難だ」と指摘した。異文化コミュニケーションの心構えは「信頼関係をつくり、何が当たり前か理解し合うことが大事。言わずに済ませるのではなく、時には全部説明することも必要だ」と説いた。
石巻専大の水野純理工学部教授は、同大の国際交流の取り組みについて紹介した。米国、中国などとの国際交流協定や、留学支援プログラムについて解説し、「キャンパスでも異文化交流が活発にできるようさまざまな取り組みをしている」と語った。さらに北上市国際交流協会の薄衣景子代表理事が同協会の活動事例について紹介した。
講演者3人が会場からの質問に答え、最後に専大北上高の及川和夫校長があいさつした。司会は同高校の菊池苑子さん、佐々木莉子さん(いずれも2年生)が務めた。

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▲石巻専大の水野教授
聴講した専大北上高の信夫皓太さん(2年生)は「櫻井先生のお話は分かりやすかった。北上市でも外国人が増えてきたがお互いに理解し合う気持ちを大切にしたい」と話した。
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