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2019.09.03()
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千代田図書館に齊藤弘昭さん(商4)の書評展示

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東京都千代田区立千代田図書館で大学生による「書評キャンパス」のパネル展が開催されている。本学からは齊藤弘昭さん(商4)による、T・S・エリオットの長編詩『荒地』(深瀬基寛訳、中央公論新社)についての書評が紹介された。
書評キャンパスは専門紙・週刊読書人の人気企画で、現役大学生が自ら選書し書評を書くコーナー。今回は同図書館とのコラボレーション企画で、千代田区内の大学生を中心とする「いまどきの若者」が薦める本を展示した。
齊藤さんは、たまたま本学図書館神田分館に来た際にポスターを見て応募した。選んだのはイギリス現代詩を代表する長編。引用が多く、難解なことで知られる。齊藤さんは高校3年の時に初めて読み、強い印象を持っていた。
書評では本人の分身である“齊藤青年”を登場させ、訳詩への挑戦、手ごわさ、詩の魅力を平易な語り口で紹介した。初めて読んだ感想を「作中で何が起こっているのか理解できない」「ずぶずぶと泥沼に嵌まっていく感覚」と表現する。そこを助けたのが<なんとなくかっこいい>という感覚で、「短絡的な理由で読み始めても、傑出した詩は必ず何かを返すだろう」と結ぶ。
「読書感想文は苦手だった」と言う齊藤さんだが「書評はルールがなく、自由に作品について語ることができるので書きやすかった。制限文字数内に収めるため、情報の取捨選択に苦労した」と語る。
パネル展では、取り上げた本のほか、関連本も展示してあり、「詩というと敷居が高いと感じるかもしれないが、忙しい現代人にはむしろ合っているかも。ぜひ手に取ってほしい」と薦める。
井上ひさしをきっかけに、高校時代から読書するようになった。今も月7~8冊は読む。ジャンルは問わないが最近はSFが多い。大学図書館のほか、神田キャンパスに近い古書店街を巡るのも楽しみの一つだ。
「そして私がいま書物から眼をあげると  訝しいものは何ひとつなく  すべてが偉大であるだろう」(リルケ『読書する人』、富士川英郎訳)。読書の魅力を問えば、静かにリルケの一節を挙げた。
千代田区立図書館のパネル展(1期)は9月21日(土)まで。

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