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2019.05.30()
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「自由に表現する」素晴らしさ語る 作家の森絵都さん講演会

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▲森絵都さん(右)と武田徹文学部教授の対談
作家の森絵都さんの講演会「自由に書くこと、語ること」が5月22日、生田キャンパスで開催された。6月1日まで開催の図書館企画展「時代にゆれた表現の自由―江戸から平成、そして〇〇―」の関連企画で専修大学創立140周年記念/文学部ジャーナリズム学科設置記念。
森さんは『風に舞いあがるビニールシート』で直木賞を受賞。ほかに『カラフル』『みかづき』などの作品があり、児童文学、翻訳やノンフィクションも手がける。講演では自身の経験を通じて、自由に表現することの素晴らしさとともに難しさや覚悟を語った。

会場の約300人の学生から拍手で迎えられた森さんは、「作家になりたての頃、『政治と宗教については触れない方がいい』と言われたことがある。人それぞれ考え方が違うからというのがその理由だと思うが、社会の土台となる政治に対して、自分の考えをしっかり持つべきではないか」と問いかけた。

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▲自由に表現することについて語る森さん
また、ネット上の“炎上”については「自分と違う考えを持つ人に対して、書き込みなどで攻撃するのはおかしい。私は(ネット上ではなく)『素のままの自分』で発言したい。そうすれば自然と同じ仲間が集ってくる」と、直接、人と向き合う大切さを強調した。

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▲終了後も熱心に質問する学生たち
「生きているということは、いろいろな色を重ねること。それによって人間として厚みが出てくる。無色のままのつまらない人間にはならないで」と学生たちに呼びかけた。
続いて武田徹文学部教授(メディア社会学)が登場、森作品を例に挙げながら対談が繰り広げられた。

森さんの『カラフル』『ラン』を読み、独特の世界観に引かれたという天野公太さん(文4)は「表現の自由に関して正面から意見を述べる姿に共感を覚えた」と話した。また、現代文学を研究する飯干大嵩さん(院文修)は「内容が多岐にわたって展開され、引き込まれる講演だった」と語った。

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▲森絵都さんの書籍

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▲真剣に耳を傾ける学生

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▲質問する飯干さん

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