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2019.04.25()
管理者用(広報課専用)専修大学TOPICS図書館在学生研究文学部SNS研究TOPICSTOPICSTOPICSTOPICSFacebook

「文化を命がけで守った姿に感動」
映画『疎開した40万冊の図書』の上映会

映画『疎開した40万冊の図書』の上映会が4月24・25の両日、生田キャンパスで開催され、学生、市民ら約400人が鑑賞した。
映画は、第二次世界大戦中の1944、45年、東京・日比谷図書館の蔵書を、戦火から守るため疎開させた史実を追ったドキュメンタリー(2013年)。
戦況の悪化で本を運ぶ人手や道具も不足するなか、都立一中(現・日比谷高)の生徒らが、日比谷から50㌔以上離れた奥多摩・多西村(現あきる野市)などの民家や土蔵に、大八車(人力荷車)などを使って本を運び込んだ。
45年5月の空襲で日比谷図書館は火の海に消えたが、疎開した約40万冊は生き延びた。
この疎開を指揮した日比谷図書館館長(当時)の中田邦造氏の発言記録や運搬に参加した生徒、蔵書をかくまった土蔵の持ち主、東京大空襲を経験した作家の早乙女勝元氏らの証言により、命がけで本の文化を守った人々の姿が描き出されている。

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▲映画について解説する植村教授

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▲熱心に聞き入る参加者たち
上映会の後、植村八潮文学部教授が当時の時代背景とともに、言論統制や思想、学問、宗教弾圧による焚書(ふんしょ)の歴史を解説した。
中村瑠那さん(文2)は「本を避難させたのが私たちと同じ年代の若者であることに驚いた。中田館長の『この使命のためなら、たとえ命を落としても悔いはない』という言葉が胸に響いた」と語る。また、村田咲月さん(文2)は「戦争中に本を読み、必死で守る人たちがいたことに感動した。その姿勢を受け継がなければならない」と話した。
上映会は生田キャンパス図書館で開催中の企画展「時代にゆれた表現の自由― 江戸から平成、そして〇〇―」の関連企画。

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