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2019.04.24()
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『あなたも明日は裁判員!?』出版記念シンポジウム

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裁判員制度が始まって今年で10年を迎えたのを機に、法学部の飯考行教授(法社会学)と裁判員経験者、法曹関係者らが書籍『あなたも明日は裁判員!?』を出版した。これを記念したシンポジウムが4月20日、神田キャンパスで開催された。

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▲飯考行教授
飯教授は2014年から裁判員の体験談を聞き、意見交換する公開の「裁判員ラウンジ」を定期的に行っている。これまで18回を重ね、裁判員経験者の参加は計23人に上る。一般の来場者も延べ400人を超え、裁判員経験者と交流する貴重な場となっている。裁判員ラウンジで蓄積された体験談と議論、人的ネットワークが『あなたも明日は裁判員!?』の出版につながった。

シンポジウムでは冒頭、飯教授が裁判員裁判の意義について「証人や被告人の話を聞いて判断する法廷中心主義になってきた」と指摘。その上で、①無罪率が裁判員裁判施行前の0.6%から0.9%に微増した、②刑事訴訟法が改正され、捜査段階の取り調べ状況を録画、録音する「可視化・透明化」が実現するようになった―など刑事裁判をめぐる変化を説明した。
この後、出版に携わった裁判員経験者や法曹関係者、学生、市民団体代表らが発言。現在弁護士で司法試験合格前に裁判員になった花田弘介さんは「裁判員を経験し、裁判員ラウンジに参加して、この体験を弁護士として生かしたいとの使命感が高まった」と述べた。

専修大学大学院法学研究科2年次の杉崎千春さんは、法学部の学生だった当時から飯ゼミで裁判員ラウンジに参加し「ラウンジでは裁判員経験者、一般の市民、弁護士に加えて、裁判官も参加したことがある。質問に答えてもらい、司法との距離感が縮まった」と話した。

これまで全国で裁判員に選ばれたのは1000人に1人程度の割合で、裁判員の体験を知る機会は少ない。シンポジウムでは裁判員経験者の声を社会で広く共有することの重要性や、学校教育での伝え方など活発な意見が交わされた。

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飯教授は「『体験を伝えたい』という裁判員経験者は潜在的に一定数いる。裁判員ラウンジはその後方支援の役割も果たしてきた。伝える場が広がっていくことを期待している」と今後の抱負を語った。

裁判員ラウンジは誰でも無料で参加できる。日程など詳細は裁判員ラウンジのホームページへ。

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