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2019.04.09()
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2019年度入学式 4162人が大学生活スタート

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2019年度入学式が4月5日、東京都千代田区の日本武道館で行われた。一部二部学生4045人、大学院生88人、法科大学院生29人の計4162人が平成最後の新入生として、そして新たな時代の旗手としての決意を新たにした。

式では佐々木重人学長が「自分のライバルは現在の自分と定め、今の自分をいかに高められるかで勝負してほしい」と激励。日髙義博理事長は「大学で将来の羅針盤となるべき自分の価値観を発見して」と呼びかけた。ご父母・保護者の会である育友会の佐々木悟会長が祝辞を述べた。
新入生を代表して、蟹江りなさん(商1、専修大学附属高)が「建学の精神の下、心身の育成に励むことを誓います」と宣誓した。
引き続き、歓迎セレモニーが行われ、専修大学フィルハーモニー管弦楽団と男声合唱団グリークラブが祝賀演奏。全学応援団が演舞と新入生へのメッセージを披露した。



佐々木重人学長式辞 フォト 動画 

佐々木重人学長式辞

本日、学部・大学院に入学される新入生の皆さん、専修大学へようこそ。また、ご臨席をいただいておりますご父母・保護者の皆様には、ご子弟・ご子女の本学入学に際しましてご支援を賜り、心よりお礼を申し上げます。
とりわけ、本年度から学生募集を開始した経営学部ビジネスデザイン学科と文学部ジャーナリズム学科に入学された皆さんのこれからの歩みは、新しい専修大学のイメージの発信にも貢献すると期待しております。また、二部3学部の最後の募集に応じていただいた皆さんには、本学が創立した当時の理念と勉学のあり方を引き継ぎながら、新しい専修大学の教育システムにも触れていただければ幸いです。

もしかすると、まだ入試モードのままとなっている心のスイッチを専修大学の学生モードに切り替えていただくために、皆さんには、まず専修大学のユニバーシティ・アイデンティティについて知っていただきたいと思います。それは、専修大学で学んだ者が結果として獲得する共通の価値観というべきもので、本学の存在価値を社会に対して発露するための戦略でもあります。すべては、本学の4人の創立者たちの志を共有することから始まります。
本学の創立に関わった相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人は、明治期の初めの同じ時期に、官費や藩費を得て、アメリカ合衆国東部の大学・大学院に留学し、法律学や経済学を学んだ留学生でした。彼らは留学の機会を与えられたことに感謝し、その恩に報いるため、身につけた専門知識を次世代の近代日本の発展に貢献する若者を育成するために生かすべきという共通の志を実現するため、本学の前身となる「専修学校」を1880(明治13)年に設立しました。その志は、本学の建学の精神である「社会に対する報恩奉仕」として謳われております。
「平成」から「令和」へと、時代を経ようとする21世紀の今、本学は、その建学の精神を「社会知性の開発をめざす」という教育目標に反映させております。それは、皆さんが入学された学部・大学院で身につけた専門知識や技能を自分だけのものとして完結させるのではなく、社会、すなわち、家族、所属する組織ないし地域の発展のためにも積極的に活用し、諸課題の解決のために役立てる意識を有すべきことを意味しております。そして、そのような姿勢を醸成させるためには、深い人間理解に基づき、倫理観を有し、独創的発想を駆使できると同時に、地球的視野から物事を見つめる訓練を必須とすべきことを唱えております。以上の本学のミッションを一人の本学卒業生を紹介しながら、より具体的にしたいと思います。
今月1日に、新しい元号「令和」が発表されました。この元号選定の準備作業が、平成の初めから少しずつ始まっていたという事実を新聞記事で知りました。その中心となっていたのが元内閣事務官で国立公文書館公文書研究官であった尼子昭彦氏でした。尼子氏は、1976(昭和51)年に本学文学部国文学科を卒業され、その後、二松学舎大学大学院で漢籍の研究をされた方です。尼子氏は、平成が始まった直後から30年間に渡って、専門知識として身につけた国書と漢籍の知見をバックグランドにして、多くの学者のもとを訪れて、新元号の考案を依頼し続けて来られました。尼子氏は惜しくも昨年の5月に死去されましたが、「元号」という自分が熱中出来る分野一筋で努力を重ねて、社会に貢献された方であったと思います。

大学入試では、どうしても自分と他人との比較ないし優劣を過度に意識する勉強のスタイルに支配されがちであったと思いますが、大学では、それとは正反対となる学びのスタイルが重要と思います。自分のライバルは現在の自分自身と定めるべきです。何年後かの卒業式の時点までに今の自分をいかに高められるかで勝負をしてください。将来このようになってみたいという自分を思い定め、それに向かって懸命に努力をしてください。専修大学は、そのような皆さんの志の実現のため、全力でサポートいたします。そのためには、専門分野の知識・技能の目標レベルを段階的に少しずつ高めながら獲得し、成功体験を積み重ねていくことをおすすめしたいと思います。やるべきことはすべてやりきったと自問自答できる卒業式を迎え、社会での活躍に備えてください。そのことが、皆さんを支えた人たちの恩に報いる最良の手段だとも思います。

近未来の世界を、ソサイエティ5.0という用語で表現することがあります。それは、IoT(Internet of Things)・AI(人工知能)の多分野での導入・経済やビジネスビッグデータの分析結果の活用・第五世代の通信環境に基づく車の自動運転の実現などが当たり前となる世界です。そのキーワードは、経済成長と社会的課題の解決を同時に達成するというものです。そのような近未来への対応として、文科系と理科系という専門分野の括り方を柔軟に捉え直すような教育の必要性も指摘されております。つまり文科系の学問分野のなかにも、統計学のような分析科学の素養もある程度求められるという意味と理解しております。
このような傾向は、皆さんの所属する学部や大学院の違いを問わず、同様に生じつつあると思っております。本学には、このような理数分野を文科系の学生にもわかりやすく教えていただける先生が多くいらっしゃいますので、知的好奇心を発揮して、チャレンジすることをおすすめしたいです。

本学は、来年、2020(令和2)年に創立140周年を迎えます。本学は、その年を大学発展の節目と定め、現在、全学をあげて学部・学科の再編成とキャンパス整備に取り組んでおります。具体的には、地球的視野から見た日本と日本語や異文化の理解に焦点を合わせた国際コミュニケーション学部が神田キャンパスに設置される予定です。さらに現在生田キャンパスに設置されている商学部が神田キャンパスに全面移転される予定です。また、経済学部経済学科を現代経済学科と生活環境経済学科に改組し、経済活動を理論的に科学する学科と経済活動が大きく影響を及ぼす生活環境を分析する学科が誕生します。一方、神田キャンパスでは、教育規模の拡充に合わせて、靖国通り沿いに地上16階建の高層新校舎の建設が進んでおります。皆さんが2年次となった4月には、お披露目となりますので、ぜひ楽しみにしていてください。皆さんの在学期間は、本学の大きな改革の期間と重なることで、学部や研究科によっては、いろいろと対応をお願いすることもあるかと思います。しかし、その結果が、皆さんにとって期待に変わっていけるように、細心の注意を払って、事に当たっていきたいと思います。

これからの在学期間が皆さんの人生のなかで、掛け替えのない財産を得るためのものとなるよう期待して、学長としての式辞といたします。
 
平成31年4月5日
専修大学 第17代学長 佐々木重人

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