• Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Google+
2018.11.22()
管理者用(広報課専用)専修大学TOPICSSNS研究卒業生イベントFacebookTOPICSTOPICS

日本サッカーの強化策論じ合う
スポーツ研究所シンポジウム

HNP6625

▲講師らを囲んで記念撮影
スポーツ研究所(佐竹弘靖所長)の公開シンポジウム「日本サッカーはワールドカップで何を学び、何を継承していくのか」が11月14日、生田キャンパスで述べ700人が参加して行われ、サッカーの元日本代表選手、日本代表チームを支えたコーチや識者が、日本チームの強化策を語った(株式会社バスクリン協力)。

第1部の基調講演では、日本代表コンディショニングコーチをワールドカップ5大会連続で務め、日本代表選手を長年支えてきた早川直樹氏が登壇。これまでの日本代表監督の人柄や指導法の違いを解説した。国内外それぞれ違う環境でプレーする選手のコンディションを整えることの難しさや、選手の体調やメンタルを可視化することの重要性を挙げ、さらには最新の技術を応用したデータ戦略が勝敗に関係すると語った。

その後、元NHKエグゼクティブアナウンサーの山本浩氏の司会進行で、元サッカー日本代表の北澤豪氏と早川氏の対談が行われた。ワールドカップ本戦4試合出場の選手たちの心境を代弁する場面や西野朗前監督の人柄、さらにはベンチでの裏話などが披露されると会場は沸いた。本学サッカー部員からの練習効果についての質問に対して北澤氏は「練習は、何の効果があるのかを理解しているかどうかで結果が違う。目的意識をしっかり持って」とエールを送った。

HNP6504

▲軽妙な司会の山本浩氏

HNP6515

▲体験を語る北澤豪氏(左)と早川直樹氏
第2部ではサッカージャーナリストの後藤健生氏、元サッカー韓国代表の李宇韺法学部准教授が加わり、シンポジウムが行われた。世界と闘う4つの柱▽フィジカル▽技術▽組織▽育成――から日本サッカーを分析した。

後藤氏は「今の日本選手のフィジカルは強くなっているが、日本人に合ったトレーニングが大切だ。外国人監督が就任した時に、これまでの組織がどう生かされるか。情報の蓄積こそが必要だ」と強調した。
李准教授は「個人のプレーがゴールに向かっている姿勢になっているか。何のためにサッカーをやっているのかを理解することが大事である」と、自身の代表経験を振り返りながら話した。
北澤氏は「Jリーグ開幕のときから日本の育成力は優れている。若くして一流プレーヤーになる選手はハングリー精神がある。意欲を向上させる環境をつくることが重要だ」と話した。
早川氏は「持久、高強度運動、スプリント(スピード)、筋パワーの4能力を強化するための対策を、育成時代から計画的に取り入れるべきだ」と述べた。

HNP6586

▲左より李准教授、北澤氏、後藤氏、早川氏

HNP6460

▲データ戦略が勝敗に関係すると語る早川氏
講演後、学生の一人は「選手評価の新しい指標(パッキング・レート)の話が印象に残った。サッカーの試合で、誤審の疑いがあった際に参考にするビデオ判定(VAR:ビデオアシスタントレフェリー)の日本導入を卒業論文のテーマにしている。将来は、サッカーに関する仕事、特に今日の講演で各講師が触れていた育成分野に携わりたい」と将来への意気込みを語った。

また、サッカー部の学生は「データを基に試合に挑む大切さがよく理解できた。今後は科学的根拠に基づいた情報収集に力を入れていきたい」と力強く感想を語った。

関連情報

センディ

センディナビ