• Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Google+
2018.07.17()
管理者用(広報課専用)専修大学TOPICS在学生法学部SNS教育・ゼミTOPICSTOPICSFacebook

法学部公開講座 事故の遺族が訴える再発防止や安全の願い

20180717法学部公開講座

▲市川さん(右)と片岡さん(左)=10日
法学部公開講座「遺族の思いと安全への希求」が7月に2回、神田キャンパスで行われ、事件、事故で親族を失った遺族が体験を語った。

10日は、東京都港区の高層住宅でのエレベーター事故(2006年)で長男を亡くした市川正子さんが講演。市川さんは、約300人の学生を前に「事故の教訓を安全と再発防止のために生かしたい」と話した。
市川さんの長男・大輔さん(当時16歳)は、エレベーターの扉が開いたまま突然昇降する「戸開走行事故」で亡くなった。
「事故は以前にも起きており、安全情報を共有する仕組みがなかった。起こるべくして起きた事故だ。何の落ち度もない息子の無念を晴らしたい一念で取り組んできた」と市川さん。
エレベーター製造元のシンドラー社と保守点検業者、港区、港区住宅公社を被告とした民事訴訟は、昨年11月に東京地裁で和解が成立。和解条項には被告らが再発防止の取り組みを確約し、港区と市川さんが安全対策に向けて連携していくことが盛り込まれた。港区は、大輔さんの事故があった6月3日を「港区安全の日」としている。
市川さんは「事故防止をさらに進めるためには安全確保の法制化が必要だ」と今後も警鐘を鳴らし続ける決意を語った。

講演のあと、高校で野球部員だった大輔さんの先輩の母であり支援者である片岡紀子さん、進行役の飯考行教授(法社会学)とともに会場と質疑応答を行った。

16日には、2組の講演者を迎えた。東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の踏切事故で母親を亡くした加山宏さん・圭子さん夫妻と、東日本大震災の宮城県女川町での津波で息子を失った田村孝行さん・弘美さん夫妻で、安全への願いとともに裁判の経過や遺族同士の交流活動などを語った。

 

20180717法学部公開講03

▲会場がほぼ満席となった田村さん夫妻の講演=16日

20180717法学部公開講04

▲16日講演後の法社会学ゼミでは3組の講演者が参加した

関連情報

センディ

センディナビ