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2018.05.10()
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講談社から人物資料の寄贈


約8万件の資料の寄贈を受ける

20180510講談社人物資料寄贈01

▲人物資料が収められた保存用のキャビネット
専修大学は、講談社から貴重な人物資料の寄贈を受けた。1978年から2012年まで、国内の新聞12紙、雑誌25誌に掲載された記事のスクラップで、昭和から平成にかけて、時代を彩った人々の記録の集大成といえる。

講談社における収集基準は、取材対象者や著者に会いに行くとき、事前に調べておくべき情報となるものや、企画を立案するのにヒントになりそうな人物データ。要するに「編集者が必要とするもの」で、まさにジャーナリズム活動の生の基礎資料だ。総件数7万6363件。50音順に整理されている。
同社の運用停止に伴い、貴重な現代史資料であることから、一括して保存し研究に活用してほしいと、本学へ寄贈の申し出があった。

資料は保管用のキャビネット101連とともに、昨年9月、図書館生田分館5階に移設。文学部で整理し、ジャーナリズム学科開設に合わせ、2019年度から公開する予定。

ジャーナリズムに大切なもの   【文学部長・廣瀬玲子、ジャーナリズム学科予定教員・山田健太】

講談社は、日本で最も古い総合出版社の一つで、幅広い分野でさまざまな形態の情報発信を行っているが、書籍でも雑誌でも「人」をテーマとする記事や企画は枚挙にいとまがない。そうした編集・出版活動を支えるのが、社内データベースで、これこそは出版社のインフラそのものでもある。

その代表的な資料が、このたび講談社から専修大学に寄贈された、8万件近くの膨大なデータが収集・整理された「人物資料」である。そのユニークさは、国内で刊行されている新聞・雑誌の一つ一つの記事を人の手で切り抜き、人物ごとに整理していることにある。

20180510講談社人物資料寄贈02

▲人物資料について説明する山田文学部教授
対象期間は最近4半世紀に限定されているが、田中角栄からアイドルグループ嵐まで、また、著名人のみならず市井の人々も含めて、世の中でニュースになった人物を網羅しており、貴重な現代史資料と言える。しかも、ネットで検索しても出てこない情報が満載であり、人の目と手による作業がいかにかけがえのないものかを雄弁に物語っている。

ジャーナリズムは、過去を学び、いまを知り、将来を考えることが大切だ。そのための第一歩は、資料を集め、読み込み、整理をすることに尽きる。ただしこうした作業は、時に大変な時間と労力を有し、その出来不出来によって、見えてくる世界が全くちがってくることも少なくない。

次年度のジャーナリズム学科設置を前に、このような歴史的価値の高いアーカイブを受け入れることができたのは望外の喜びである。本学科の学びの中心であるジャーナリズムやアーカイブの実践教育に向けて、最大限の活用を図っていきたい。
今回の移管を提案された講談社、及び受け入れに尽力された本学の関係各位に改めて感謝申しあげたい。今年度中に整備を完了し、教職員・学生をはじめ広く一般公開できればと思う。

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▲作家である小林恭二文学部教授の資料も

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▲ボクシング元世界王者山中慎介さん(平17商)のスクラッ
プ。世界王座になる前の雑誌記事から集められている 

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