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2018.04.10()
専修大学CALL教室・外国語教育研究室TOPICS

外国語のススメ【第82回】外国のラジオ放送を体験しよう

経済学部教授 中野英夫(財政学担当)

【第82回】外国のラジオ放送


 最近、日本では少し影が薄くなった感もあるラジオ放送ですが、ヨーロッパ、北米の国々では、今もニュースや身近な話題を提供する媒体としてその人気は根強いものがあるようです。

  10年余り前、在外研究のためイギリス南東部バークシャー州にあるレディングという街に住んでいた頃、自宅や車のラジオで好んで聴いていたのは、BBC Radio Berkshireという地元のラジオ放送でした。街のニュースや身近な話題など、見知らぬ土地での生活に欠かせない情報がそこにあるからです。
 
 こうした海外のラジオ放送も、今やインターネット配信によって、日本に居ながらにして手軽に聴けるようになりました。外国語を学ぶ皆さんがこれを利用しない手はありません。少し敷居は高そうですが、天気や交通情報の話であれば、言葉も簡単で理解も容易です。また、こうしたラジオ放送には、遠く離れていてもその街の人々の普段の生活や文化に触れる、多くの発見や体験があります。

 例えば、カナダのオンタリオ州トロントにあるFM放送局の番組を聴いてみましょう。ラジオからは、トロント・ブルージェイズなどの地元びいきのスポーツニュースに加えて、なぜかトロント市内の給油所で売られるガソリンの価格も頻繁に聞こえてきます。車社会のカナダですが、それは隣国のアメリカと比べてかなり高いため、価格に敏感になっている人々の様子が伺えます。ラジオ放送は、人々の関心やニーズを映す鏡として、その街の暮らしを垣間見せてくれます。

写真:レディングの街並み
Copyright(C) 2018 Hideo Nakano
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