• Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • Google+
2016.04.01()
専修大学経済学部TOPICS経済学部での学び

ゼミナール報告-財政学を通じて様々な経済と社会問題を考えよう 経済学部准教授 徐 一睿

経済学部准教授 徐 一睿

経済学部では、2年次からゼミナールを履修することができます。ゼミナールは、討論・文献輪読・プレゼンテーションなど学生が主体的に参加する授業です。ここでは、私の担当するゼミナールについて、履修者の経済学科4年由布晃平さんにゼミナールの活動状況やその意義、そして雰囲気や意気込みについても報告してもらおうと思います。

活動内容

徐ゼミは財政学を学ぶゼミです。現代社会において、ゼミ生一人ひとりが問題意識を持ち、解決策を模索することを目的としています。メインのゼミ活動はゼミ員の皆さんと話し合って、タイムリーな財政問題に関する書物を選んで輪読することです。これに通じて、現在の情勢を知り、共通の問題意識を持つことが目的です。サブゼミは授業内で関心を持った社会や経済問題について、ゼミ生がいくつのグループに分けて、グループワークを通じて、それぞれの解決策を探し提案します。2年生ではいろいろな議論を重ね、3年生になると、各グループの研究成果をもとに、グループ論文集を作成して、関東圏の大学生が集まるプレゼン大会に出場し優勝を目指すことです。

テーマ

我がゼミのテーマは「自主性」です。受け身の学習ではなく、学びたい内容を自ら探し、自力でプレゼンできる力を身につけて行きます。このテーマを掲げているため比較的、自由度の高いゼミとなっています。学習の内容を始め、合宿先や飲み会などのイベント、今後の授業の進め方など、すべて生徒が決定します。生徒による生徒のためのゼミです。個人の負担は大きくなりますが、やりがいもたっぷりです。私は現在、長野県にある小川村の研究を先生と共同で行っています。また授業を一コマ借りて、ゼミの生徒にパソコンの授業を披露しました。「自主性」を重んじるが故に失敗を恐れず、いろいろなチャレンジができます。

ゼミの雰囲気

アットホームで和気あいあいとした雰囲気を心がけています。我が徐ゼミは開始当初、三年生3人、二年生一人の4人しかいないゼミでした。そのため毎回の授業を先生の部屋で行い、コーヒーを飲みながらのんびり授業をしていました。これが幸をそうし、先生と生徒の距離感が近く、生徒と先生がきがねなく意見交換できるゼミとなりました。生徒同士も4人だけだったため、一人ひとりの個性が際立ち、ゼミというより一つの家族として活動していました。現在19人となったこのゼミでも当初の雰囲気は変わらず受け継いでいくつもりです。アットホームな環境で自分の個性を活かし、仲間に貢献できる喜びが徐ゼミにはあります。

現在の活動内容

現在3、4年生は北海道にある釧路市の地域振興を目指し活動しています。現在釧路市の生活保護受給者数は1万37人。市民の18人に1人が生活保護を受けている状態です。既存産業の衰退に、新産業の不発は、市内の雇用が激減したことが原因と考えられます。この問題を解決すべく我々は自然エネルギー事業による復興案を考えています。釧路市には太陽光、風力、地熱など多くの自然エネルギーを使い発電することができます。さらに電力の自由化に伴い、電力を選んで買う時代が来れば、自然エネルギーによる発電に付加価値をつけることが可能になるかもしれません。今後は釧路市での現地調査やアンケートの実施、自然エネルギーを活用している事業者にインタビューを予定しています。このテーマにより、インナー大会の出場はもちろんのこと、釧路市へこの案を提案し、地域創生に貢献することが最終目標です。

メッセージ

私はこのゼミに入ってからとても前向きに変わったと実感しています。このゼミでは論文作成やパワーポイントの発表だけでなく、合宿の予約に会計、説明会で使う資料の作成など様々なことを任されました。最初は嫌々やっていたのが本音ですが、一つ課題を終える度に生徒や先生から感謝の言葉をもらい、次第に苦ではなくなっていました。むしろ今ではこれが自分の個性と思えるくらい、資料作成やイベント場所の予約などサポートに携わることが好きです。これはアットホームな雰囲気で自分の個性を認めてくれる仲間や先生がいたからだと思います。また自分の得意なパソコンのスキルをゼミ生に授業で披露する機会を貰ったこともあります。このゼミでは自分の個性を発揮する機会がたくさんあります。
さらにゼミの経験は現在の就職活動でも役にたっています。学業でがんばったことは何か?という質問は必ず聞かれるのですが、インナー大会出場に向け、プレゼンや論文作成をしていた経験があるため、簡単に答えることができます。大学生である以上ゼミの活動を通し卒業論文を完成させることは避けては通れません。就職活動でも必ず問われます。せっかくゼミで活動するなら自分の個性を生かし、仲間と切磋琢磨したいと思いませんか?そんな環境を、経済学部のゼミでぜひ探してみてください!

ゼミナール報告-財政学を通じて様々な経済と社会問題を考えよう

ゼミナール報告-財政学を通じて様々な経済と社会問題を考えよう02

センディ

センディナビ