2025.11.25 Tue
生物科学科トピックス一覧
【生物科学科】宮城県・伊豆沼にて環境科学実習(湖沼編)
令和7年10月4日、宮城県北部に位置するラムサール条約登録湿地「伊豆沼」にて、理工学部生物科学科3年の海洋生物・環境科学実習を履修する学生が野外実習を行いました。
今回の実習では、伊豆沼の水産資源や外来魚問題に関する現地調査と講話を通じて、自然環境への理解を深めることを目的としました。 伊豆沼は豊かな自然を残し、内水面漁業が行われる一方で、近年、水質の悪化や特定外来生物(オオクチバスなど)の増加に伴う生態系の単純化など、環境問題が顕在化しています。学生たちはこうした課題について現場で学び、環境保全の重要性を再認識しました。
今回の実習では、伊豆沼の水産資源や外来魚問題に関する現地調査と講話を通じて、自然環境への理解を深めることを目的としました。 伊豆沼は豊かな自然を残し、内水面漁業が行われる一方で、近年、水質の悪化や特定外来生物(オオクチバスなど)の増加に伴う生態系の単純化など、環境問題が顕在化しています。学生たちはこうした課題について現場で学び、環境保全の重要性を再認識しました。
▲職員の方から説明を受ける学生たち
▲湿地の植生について理解を深める様子
伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターでは、職員の方から伊豆沼の現状について説明をしていただきました。
職員の方からお話いただいた後、履修者全員が胴長を着用し、定置網が設置されている伊豆沼に入ります。
職員の方からお話いただいた後、履修者全員が胴長を着用し、定置網が設置されている伊豆沼に入ります。
▲胴長姿で定置網回収作業に挑みました
▲漁獲した生物を種別ごとに仕分ける作業
定置網を引き上げ、漁獲した生物を種別ごとに仕分けしました。
さらに、特定外来生物の割合を算出し、伊豆沼の水産資源に関する課題について理解を深めました。
さらに、特定外来生物の割合を算出し、伊豆沼の水産資源に関する課題について理解を深めました。
▲一つの定置網からこれだけ生物を採集
▲班ごとに漁獲した生物を種別ごとに仕分け