2025.07.01 Tue
学生生活INFORMATION

熱中症にご注意ください


熱中症とは、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさします。
屋外だけでなく室内(体育館や教室)で何もしていないときでも発症し、場合によっては死に至ることもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、 体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、 熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症の予防

①気温だけでなく湿度にも注意する

熱中症は気温が30℃以下でも湿度が高い場合には発生します。高湿度の環境では、汗が蒸発しにくいため体温を下げることができずに熱中症の危険が高くなります。気温30℃かつ湿度80%以上では運動は原則中止、気温30℃かつ湿度30%以上、または気温が26℃でも湿度が60%以上ある場合には激しい運動を避けることが必要です。

②こまめに水分を補給する

発汗量に見合った十分な水分を補給してください(30分に1回、50~100cc程度)。汗には塩分も含まれているため、100mlあたり40mg以上のナトリウムを含む飲料の補給が理想的です。

③暑さに慣らす

熱中症は、急に暑くなった日、合宿の初日、試験休み後、新入部員など、暑さに慣れていない場合に多く発生します。準備運動をよく行い、暑さに徐々に慣らしてください。

④吸湿性・通気性のよい服装や帽子の着用

吸湿性、通気性のよい服装を選び、帽子によって直射日光を避けます。防具を着用するスポーツでは、休憩中にははずして熱を逃がしてください。

⑤体調管理

熱中症の発生には個人の体調が大きく関係します。風邪症状(発熱、下痢、鼻づまり)、前日の大量飲酒、朝食を食べていない、寝不足、基礎疾患(肥満、糖尿病、高血圧、精神・神経疾患)のある人では、熱中症をおこしやすく注意が必要です。
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