2025.04.22 Tue
開放センターINFORMATION

MIRAIに向けた震災伝承スペースを新設

本学学生会館2階に「MIRAIに向けた震災伝承スペース」を設置しました

本学は、令和6年11月に震災伝承みやぎコンソーシアムに加盟し、震災伝承に関する教育研究や地域連携を強化しました。
その一環として令和7年3月、学生会館2階に「MIRAIに向けた震災伝承スペース」を開設。2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶や経験を伝え、伝承や防災の意識を高めることを目的に、震災に関する情報発信や復興に関心を持つ学生同士の交流のための拠点として開放しています。
MIRAI2企画展示パネル提供:宮城県
常設展示では、本学の東日本大震災当時の対応や震災後に取り組みを紹介。理工学部情報電子工学科佐々木慶文教授の協力で、DVD、画像、スライドなどのデジタルメディアによる震災の記録も閲覧することができます。
また、企画展示では、みやぎ東日本大震災津波伝承館の最年少解説員となった佐藤陸さん(令和7年3月卒業・人間学部人間文化学科)が作成したパネルを展示しています。佐藤さんは、令和6年6月、みやぎ東日本大震災津波伝承館にてボランティアへの感謝の気持ちを込めてパネル展「東日本大震災とボランティア―あの日から続く支え合いにありがとう」を企画。今回、そのパネルを宮城県からお借りして展示しています。


【関連サイト】
■佐々木慶文研究室ブログ 
震災伝承のためのデジタルメディア再生システム-4月 18, 2025
■【学生生活】
初の企画展開催 伝承館で解説員として活躍 佐藤陸さん 2024.07.16

MIRAI5
MIRAI4
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震災伝承みやぎコンソーシアムは、今後起こりうる災害において、東日本大震災と同じ被害や悲しみを二度と繰り返さないためにも、震災の記憶や教訓を広く後世に伝え継ぐことが重要であることから、宮城県と伝承団体や学術機関、報道機関、企業、行政機関など、多様な主体とがゆるやかに連携し、一丸となった震災伝承の取組につなげるもので、現在87団体が加盟しています。