2025.04.17 Thu
高大連携交流活動TOPICS

【高大接続】経営学科の庄子先生と安部学院高等学校の39名が、王子駅を起点にまち歩きを実施

令和7年4月14日、経営学部経営学科の庄子真岐教授と、東京都北区にある安部学院高等学校の生徒39名が、王子駅を起点としたまち歩きコース制作のためのフィールド調査を実施しました
Image-(15)-(1)▲出発前の注意事項
Image-(23)▲まち歩きの様子
本活動は、昨年度よりスタートした連携授業「王子のディープなまちあるきコース」制作プロジェクトの一環として行われており、地域の魅力を再発見し、それを他者へ伝える力を育むことを目的としています。
今回で3回目となる授業では、生徒たちは7つのグループに分かれ、それぞれが設定したテーマに基づいてまち歩きルートを企画。実際に歩いて現地を調査することで、ガイドブックやインターネットでは得られない地域の魅力に気づくことができました。王子駅周辺には、神社や庭園、渋沢栄一資料館といった歴史的・文化的なスポットに加え、江戸時代から続く卵焼きの名店「扇屋」や、地元で親しまれる「明治堂」のパンなど、食の魅力も数多く存在します。当日は一部施設が定休日だったこともあり、残念そうな表情を見せる生徒の姿もありましたが、それもフィールドワークならではの経験となりました。
Image-(14)▲飛鳥山公園
Image-(8)▲石鍋商店
Image-(9)-(1)▲王子神社
まち歩き終了後には、各グループが調査結果をもとにルートをブラッシュアップし、撮影した写真を共有した上で得られた情報をGoogleマップ上にまとめる作業を行いました。参加した生徒たちからは、「新しい王子の魅力に出会えた」「今後は友人と一緒に訪れたい」といった声が寄せられ、まち歩きを楽しみながら、地域への関心を深める様子がうかがえました。本授業は今後も継続的に実施し、最終的には王子駅周辺のまち歩きマップを完成させる予定です。自らの足で歩き、地域を知り、魅力を伝える経験を通じて、参加生徒が自分の街に誇りを持つことを目指しています。
Image-(18)▲マップについて意見を出し合う様子①
Image-(21)▲マップについて意見を出し合う様子②