2025.03.14 Fri
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庄子真岐ゼミ主催「竹こもれびナイト2025」(活動報告)

令和7年3月8日(土)、経営学部経営学科の庄子真岐ゼミナール(ゼミ生35人)が「竹こもれびナイト2025『希望の灯火、百年先も』」を開催しました。

庄子ゼミ生たちは、13時からから20時までの間、石巻市中央の石巻市かわまち交流センター(かわべい)を中心に「竹こもれびナイト」を実施し、県内外から訪れた約200人の来場者にまちあるきや竹灯ろうづくり、パン焼などを体験してもらい、交流を深めました。

庄子ゼミは、2018年から東日本大震災で亡くなられた方々への鎮魂の想いと魅力的なまちづくりを経て復興し続ける石巻の今を伝える「竹こもれびナイト」を実施しています。
7回目となった今回のテーマは、『希望の灯火、百年先も』。ゼミ生一人一人が、「竹の灯りが描く、石巻の明るい未来」の願いを込めて、大小あわせて約300基の竹灯ろうを手作りしました。
竹こもメイン画像
竹こも③
竹こも⑥
竹こも⑧
竹こも⑦
実施した企画も、立案から準備、運営まで、すべて庄子ゼミの学生が行いました。
今回は、石巻市立桜坂高等学校が共催に加わり、当日は、生徒さんたちが桜坂高校が開発した商品を販売しました。


庄子ゼミ生が「竹こもれびナイト2025」で実施した企画内容は以下のとおり。
・大学生とまちあるき
・ことば探しゲーム
・語り合いサロン
・竹灯ろうづくりワークショップ
・防災竹射的
・パン焼き体験
・LIVEステージ
竹こも⑤
竹こも②
竹こも④
竹こも①
【庄子ゼミ生のコメント】
経営学部経営学科 3年次 山田 柊弥さん
「竹こもれびナイト2025」を通じて、震災の記憶を風化させず、希望の光を灯す大切さを改めて実感しました。竹灯ろうの優しい光が、訪れた方々の心に温かさと前向きな気持ちを届けられたのならうれしいです。石巻のまちは確かに生まれ変わりつつあり、その魅力を多くの人に知ってもらうことの重要性も感じました。今後も地域の復興と再生に寄り添い続けたいです。

人間学部人間学科 3年次 大沼 夏妃さん
今年の「竹こもれびナイト」は、パン焼き体験やライブなど初めての試みがありましたが、手探りの状況の中でもゼミ生が協力し合い、当日を迎えることができました。特に竹灯ろう作りやパン焼き体験などは、お子様連れの方々に楽しんでいただけたと思います。
来年はさらに飛躍した「竹こもれびナイト」になるよう、庄子ゼミ生一同精進して参ります。


(竹刈り実施)
2月14日(金)には、本学演習林で約70本の竹を苅りました。それから約2週間かけて大小さまざまな竹灯ろうを制作しました。
竹刈②
竹刈①
【関連ページ】
【庄子ゼミ】イオンモールで竹こもれびナイトのプレイベントを実施
展示した絵灯ろうの製作には、協定校の生徒の皆さんや2月22日イオンモール石巻で行ったワークショップの来場者に協力していただきました。

※庄子ゼミの活動の様子は、Facebook、Instagramからも確認できます。