2025.01.01 Wed
ISU ONLINEINFORMATION
2025年 年頭所感-尾池学長
石巻専修大学長 尾池 守

第2次中長期ビジョン~大学と地域社会の未来に向けて
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。1989年4月1日に石巻圏域唯一の高等教育機関として創立した本学は、お陰様でこの4月に創立37年を迎えます。関連する皆様方のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
本学は建学の精神「社会に対する報恩奉仕」の下、21世紀ビジョン「社会知性の開発」を理念として掲げ、「社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材」を育成します。そのために、社会実践教育“ISHINOMAKI is CAMPUS”を全学的に実践し、学生一人ひとりに適した「学生を基本に据えた大学づくり(学生第一主義)」を目指しています。
創立30周年を機に設定した第1次中長期ビジョンに基づいて、社会の諸課題解決に活用できる知識・技能を修得した人材の育成を実践してきました。それを発展的に継承し達成度のさらなる向上を目指して、今後5年間を見据えた第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)を設定しました。
本ビジョンでは、次の7つの行動目標を定めました。
各行動目標には行動計画と指標・要点を設定して、この組織目標に従う年次進行のロードマップ・行動項目を準備し、達成状況を適確に評価することで、内部質保証の活動(PDCAサイクル)を円滑に運用する所存です。
さらに第2次中長期ビジョンでは、ここまで本学が掲げてきた大学ブランドスローガン「地域に根差して世界に尖がった大学」を大切に継承しつつも、「学生を基本に据えた大学づくり」と「社会から真に評価される大学への転換」を両輪として、地域とともに未来をつくるサブスローガンを盛り込みました。
本学は、理工・経営・人間の3学部を基盤とした多様な学問領域を有する総合大学の特色を生かし、文理横断型の教育研究活動や社会知性で地域課題を解決します。教員が研究活動に基づいた実践的な授業を展開し、“ISHINOMAKI is CAMPUS”に基づいて学生の皆さんが地域社会の諸課題に取り組み、その成果を世界に発信する「地域に根ざして世界に尖がった大学」を目指していきます。
本年も皆様方のご支援・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
本ビジョンでは、次の7つの行動目標を定めました。
【行動目標】 ① 学生支援の強化による学生活動実績の向上(活気あるキャンパスづくり) ② 地域連携による社会実装と地域教育の強化 ③ 社会実践教育の全学的な拡充 ④ 収容定員充足に向けた教学改革と入試改革の一体的な推進 ⑤ 少子化を乗り切る魅力ある教育組織の新編 ⑥ 教職協働の実現に基づく大学改革の推進 ⑦ 財務の健全化に向けた対応 |
さらに第2次中長期ビジョンでは、ここまで本学が掲げてきた大学ブランドスローガン「地域に根差して世界に尖がった大学」を大切に継承しつつも、「学生を基本に据えた大学づくり」と「社会から真に評価される大学への転換」を両輪として、地域とともに未来をつくるサブスローガンを盛り込みました。
【大学ブランドスローガン】 「地域に根差して世界に尖がった大学」 ~地域とともに学生と地域社会の未来をつくり、社会から真に必要とされる大学を目指す~ |
本年も皆様方のご支援・ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
2025年元旦