2024.12.16 Mon
高大連携交流活動TOPICS

【探究オフィスアワー】遺伝子実験を体験

 令和6年12月10日(火)11日(水)の2日間で石巻西高等学校の生徒4名が来学、柴田理工学部教授から形質転換と遺伝子組換えについて、実験解説や研究指導を行いました。
実験指導担当:理工学部生物科学科 柴田清孝教授

 今回はpGLOバクテリア遺伝子組換えキットを使用して、GFPをコードする遺伝子を大腸菌に導入して、GFPの発現がアラビノースにより調節されていることを確認する実験を行いました。
 最初に柴田教授から、実験に入る前に本実験の目的や手法について解説が行われました。
IMGP6092理工学部生物科学科 柴田清孝教授
 1日目は、大腸菌の細胞への遺伝子導入と寒天培地での培養の作業を行いました。
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 2日目は、1日目に培養した大腸菌プレートを観察して、どれだけ増えたかをカウントしました。またアラビノース溶液をプレートの一部に滴下して、3時間ほどインキュベーターに入れたあとUVランプを当てて観察しました。写真では見えにくいですが、〇印をつけた部分のみ発光している様子が観察され、GFPの発現がアラビノースによって調節されていることを確認しました。
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