2024.11.11 Mon
情報電子工学科トピックス一覧
【情報電子工学科】ETロボコン2024への参加
令和6年10月20日(日)、ETロボコン2024エントリークラス大会が開催され、本学の学生らが学科横断教育プログラムの一環として、情報電子工学科の学生が大会に参加しました。
〇ETロボコン大会とは、エンジニアの人財育成と技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテストです。
〇学科横断教育プログラムは、本学では、令和5年度から情報電子工学科と機械工学科が連携し、学科横断PBLを行っています。
ETロボコン大会への出場はカテゴリーごとに分かれており、本学の学生はシミュレータ部門に参加しました。この部門は、ソフトウェア開発や設計が未経験の方向けのクラスです。実験などでプログラミングをとおしてロボットを動かす機会は多くありますが、実践的な設計(モデリング)に取り組む機会は少ないため、参加した学生たちにとっては、貴重な学びの場となりました。
〇ETロボコン大会とは、エンジニアの人財育成と技術教育の機会を提供することを目的としたロボットコンテストです。
〇学科横断教育プログラムは、本学では、令和5年度から情報電子工学科と機械工学科が連携し、学科横断PBLを行っています。
ETロボコン大会への出場はカテゴリーごとに分かれており、本学の学生はシミュレータ部門に参加しました。この部門は、ソフトウェア開発や設計が未経験の方向けのクラスです。実験などでプログラミングをとおしてロボットを動かす機会は多くありますが、実践的な設計(モデリング)に取り組む機会は少ないため、参加した学生たちにとっては、貴重な学びの場となりました。




情報電子工学科の学生からは、安藤さんと鈴木さんの2名がチームを組み、出場しました。
参加したエントリークラス大会では、「競技(走行)」と「設計図(モデル図)」が評価対象になります。
それぞれの評価としては、以下のとおりです。
〇競技ではボーナスポイントをすべて獲得し、無事完走することができました。
〇設計図の審査では審査員より厳しい評価をいただきました。
競技とは、プログラムのことで実行結果が評価されます。
設計図とは、UMLで書いた構造モデルのクラス図と振る舞いモデルのシーケンス図などのことで、提供モデルの理解とチームで決めた変更方針に沿って分かりやすく書かれているかが評価されます。
※UML(Unified Modeling Language)は、日本語で「統一モデリング言語」とも呼ばれ、ソフトウェアの開発において計画や構造を図で示すための方法です。プログラムを作る前に、どのように動くか、どんな仕組みを持つかをわかりやすく整理するのに使われます。
大会の詳しい様子については、情報電子工学科のブログにて詳しい内容を掲載しております。また大会につきましても、公式YouTubeチャンネルにて、公開しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
【参加した学生のコメント】
■理工学部 情報電子工学科3年 安藤 聡太さん(学校法人聖和学園 聖和学園高等学校出身)
今回私たちは、ETロボコンに参加するにあたり、ブロック運びやゴールまでのライントレースの作成を行いました。復路のライントレースできちんとゴールまでいけるか心配でしたが、きちんとゴールできてよかったです。大会に参加してみて楽しくプログラミングができ参加して良かったと思いました。
■理工学部 情報電子工学科2年 鈴木 鴻さん(高校卒業程度認定試験・大学入学資格検定)
開発当初はロボットをスタート地点からラインに沿って走り出させることすらできず、ゴールまで行くのは夢のまた夢という感じだったのですが、試行錯誤しながらLAPゲート到達、ゴール到達、加点要素のチャレンジとステップアップしていき、本番の大会では順位は振るわなかったものの、満点の加点を得ながらロボットをゴールまで到達させることができました。 また、ETロボコンへの参加で、プログラムの設計図であるモデル開発も体験することができました。
またこの大会に向けて指導した木村先生からのコメントが以下になります。
【教員からのコメント】
この大会は、主にETロボコンから配布される資料を読み込み、自主的に学習を進める形式となっています。私はアドバイザーとして、4月から毎週3人で集まり、進捗状況の報告を受けてきました。時には東北地区をはじめとする各地区の運営委員会が開催する技術フォロー会に参加し、貴重なアドバイスをいただく機会もありました。
大会に参加したことで、プログラミングやモデリングの実践的なスキルを身につけるだけでなく、チームで開発する経験や、社会人との競争を体験できたのではないかと思います。また、大会運営委員の方々を含む大学外部の方々とコミュニケーションを取ることで、貴重な社会経験も得られたことでしょう。これらの経験を活かし、今後の就職活動や研究にぜひ役立ててほしいと願っています。
参加したエントリークラス大会では、「競技(走行)」と「設計図(モデル図)」が評価対象になります。
それぞれの評価としては、以下のとおりです。
〇競技ではボーナスポイントをすべて獲得し、無事完走することができました。
〇設計図の審査では審査員より厳しい評価をいただきました。
競技とは、プログラムのことで実行結果が評価されます。
設計図とは、UMLで書いた構造モデルのクラス図と振る舞いモデルのシーケンス図などのことで、提供モデルの理解とチームで決めた変更方針に沿って分かりやすく書かれているかが評価されます。
※UML(Unified Modeling Language)は、日本語で「統一モデリング言語」とも呼ばれ、ソフトウェアの開発において計画や構造を図で示すための方法です。プログラムを作る前に、どのように動くか、どんな仕組みを持つかをわかりやすく整理するのに使われます。
大会の詳しい様子については、情報電子工学科のブログにて詳しい内容を掲載しております。また大会につきましても、公式YouTubeチャンネルにて、公開しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
【参加した学生のコメント】
■理工学部 情報電子工学科3年 安藤 聡太さん(学校法人聖和学園 聖和学園高等学校出身)
今回私たちは、ETロボコンに参加するにあたり、ブロック運びやゴールまでのライントレースの作成を行いました。復路のライントレースできちんとゴールまでいけるか心配でしたが、きちんとゴールできてよかったです。大会に参加してみて楽しくプログラミングができ参加して良かったと思いました。
■理工学部 情報電子工学科2年 鈴木 鴻さん(高校卒業程度認定試験・大学入学資格検定)
開発当初はロボットをスタート地点からラインに沿って走り出させることすらできず、ゴールまで行くのは夢のまた夢という感じだったのですが、試行錯誤しながらLAPゲート到達、ゴール到達、加点要素のチャレンジとステップアップしていき、本番の大会では順位は振るわなかったものの、満点の加点を得ながらロボットをゴールまで到達させることができました。 また、ETロボコンへの参加で、プログラムの設計図であるモデル開発も体験することができました。
またこの大会に向けて指導した木村先生からのコメントが以下になります。
【教員からのコメント】
この大会は、主にETロボコンから配布される資料を読み込み、自主的に学習を進める形式となっています。私はアドバイザーとして、4月から毎週3人で集まり、進捗状況の報告を受けてきました。時には東北地区をはじめとする各地区の運営委員会が開催する技術フォロー会に参加し、貴重なアドバイスをいただく機会もありました。
大会に参加したことで、プログラミングやモデリングの実践的なスキルを身につけるだけでなく、チームで開発する経験や、社会人との競争を体験できたのではないかと思います。また、大会運営委員の方々を含む大学外部の方々とコミュニケーションを取ることで、貴重な社会経験も得られたことでしょう。これらの経験を活かし、今後の就職活動や研究にぜひ役立ててほしいと願っています。


【関連リンク】
・理工学部 情報電子工学科ブログ
・理工学部 情報電子工学科ブログ