2024.07.25 Thu
経営学科トピックス一覧
【経営学科】「創業・家業をデザインするワークショップ」の第5回目(最終回)が行われました
令和6年7月17日、第5回目(最終回)「創業・家業をデザインするワークショップ」が石巻産業創造株式会社にて行われました。
経営学部 経営学科では、「地域産業論」の授業を通じて、自ら起業する意志がある学生、親族から事業承継することを予定している学生の経営教育に取り組んでいます。
本ワークショップでは、石巻地域の経営者による講和とディスカッション、また経営支援機関や金融機関の方々の助言・指導の下で「将来の事業計画書を作成する」ことを到達目標とし、地域ビジネスの振興に資する若手人材の育成を目指しています。
本ワークショップでは、石巻地域の経営者による講和とディスカッション、また経営支援機関や金融機関の方々の助言・指導の下で「将来の事業計画書を作成する」ことを到達目標とし、地域ビジネスの振興に資する若手人材の育成を目指しています。

全3回のワークショップを通して学んだ知識を活かし、第4回目で事業計画を作成し、発表当日を迎えました。
当日は、佐藤幸太郎氏(株式会社I・D・F代表取締役会長、東北電子工業株式会社グループ相談役)にお越しいただき、学生たちが作成した事業計画書に対し、経営者視点での意見をいただきました。
佐藤幸太郎氏からは「自分が生活できることを前提に考えること」「逆算して事業計画を作成すること」など、財源基盤にどのように考えるべきかを軸にお話いただきました。また事業計画の内容に関わる話だけでなく、「会社のことが’’好き’’という気持ちが強く伝わってきた」など、学生たちの事業計画を応援するコメントもいただきました。
学生たちははじめ、かなり緊張しているような様子でしたが、佐藤幸太郎氏よりアドバイスをいただくと、どうするとより良い事業計画になるのかを積極的に質問する場面も見られました。
当日は、佐藤幸太郎氏(株式会社I・D・F代表取締役会長、東北電子工業株式会社グループ相談役)にお越しいただき、学生たちが作成した事業計画書に対し、経営者視点での意見をいただきました。
佐藤幸太郎氏からは「自分が生活できることを前提に考えること」「逆算して事業計画を作成すること」など、財源基盤にどのように考えるべきかを軸にお話いただきました。また事業計画の内容に関わる話だけでなく、「会社のことが’’好き’’という気持ちが強く伝わってきた」など、学生たちの事業計画を応援するコメントもいただきました。
学生たちははじめ、かなり緊張しているような様子でしたが、佐藤幸太郎氏よりアドバイスをいただくと、どうするとより良い事業計画になるのかを積極的に質問する場面も見られました。



【参加した学生たちからのコメント】
経営学部 経営学科4年 江口 標さん(外国の学校出身・生コンクリート製造会社経営)
私は将来、祖父の会社を継承する予定です。 今回の事業計画書では、現在行っている事業ではなく、新規で行う事業の計画を作成しました。
新規ビジネスを考えるのはとても難しかったですが、石巻産業創造の皆さんや担当の先生の助言から廃プラスチックと組み合わせるビジネスを思いつき、今回の事業計画書へ落とし込むことにしました。
事業計画書を作成する中で最も難しかったのは、財源基盤です。データ収集や祖父へのインタビューを通じて収支をまとめるのに時間がかかりました。ただ財源基盤を作成するにあたり、必要な費用や投資の額などの具体的な金額を知る機会となりました。
経営学部 経営学科4年 松林 大悟さん(クラーク記念国際高等学校・農業経営)
今後の農業経営の在り方を''自分事として''考えることができました。石巻の水産業界では地域連携によって特産物詰め合わせのネット販売などを行っており、こうした取り組みは農業の分野でも実現が可能だと思いました。
また今回の事業計画書の作成を通して、事業を起こす、会社を立ち上げる事の難しさを学ぶことができました。家業を承継するのはまだまだ先の話になるかもしれませんが地元の魅力を広く発信していきたいです。
経営学部 経営学科4年 江口 標さん(外国の学校出身・生コンクリート製造会社経営)
私は将来、祖父の会社を継承する予定です。 今回の事業計画書では、現在行っている事業ではなく、新規で行う事業の計画を作成しました。
新規ビジネスを考えるのはとても難しかったですが、石巻産業創造の皆さんや担当の先生の助言から廃プラスチックと組み合わせるビジネスを思いつき、今回の事業計画書へ落とし込むことにしました。
事業計画書を作成する中で最も難しかったのは、財源基盤です。データ収集や祖父へのインタビューを通じて収支をまとめるのに時間がかかりました。ただ財源基盤を作成するにあたり、必要な費用や投資の額などの具体的な金額を知る機会となりました。
経営学部 経営学科4年 松林 大悟さん(クラーク記念国際高等学校・農業経営)
今後の農業経営の在り方を''自分事として''考えることができました。石巻の水産業界では地域連携によって特産物詰め合わせのネット販売などを行っており、こうした取り組みは農業の分野でも実現が可能だと思いました。
また今回の事業計画書の作成を通して、事業を起こす、会社を立ち上げる事の難しさを学ぶことができました。家業を承継するのはまだまだ先の話になるかもしれませんが地元の魅力を広く発信していきたいです。