2024.07.08 Mon
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第5回開放講座「健康とまちづくり」開催

令和6年7月4日(木)、第5回みやぎ県民大学「石巻専修大学開放講座」

 本学では、社会連携活動として大学の知を広く地域・社会に還元するため平成3年度から毎年【石巻専修大学開放講座】を実施しています。
 令和6年度の統一テーマは、令和3年度から5年度まで実施してきた「もっと地元を知ろう」シリーズを発展させ、地元シリーズ新章!「地元を知って未来を語る」としました。

 6月6日から7月11日まで毎週木曜日、6回にわたり本学の教員が、宮城県、石巻地域をあらためて見つめなおし、地元の魅力の再発見や再認識を促す講座を行います。
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第5回目、本学人間学部人間文化学科山内武巳教授による「健康とまちづくり」を行いました。
受講者それぞれがワークを通して、自身の健康状態や健幸な生活(ウエルビーイング)とは何かについて考え、健康の定義、社会としての健康やソーシャルキャピタルについて学びました。
山内教授は、平均寿命と健康寿命、社会参加の種類とフレイル発症リスクなどさまざまなデータや事例を紹介。健康寿命の延伸には日常的に歩ける環境づくりが大切であり、まずは、座っている時間を短くして生活運動を増やすことを意識しましょうと語りかけました。

健康に対する関心の高さがうかがえました。
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受講者から寄せられたの感想を一部をご紹介します
「健康とは何なのか、どのような生活をしていけば健幸になれるのかを深く学ぶいい機会になった。」
「健康の考え方、自分らしさ、人とのつながり、余生の過ごし方など考えさせられることがたくさんありました。」
「最近の高齢者は昔に比べると若いとよく言われますが、その理由をデータで示していただけたのでわかりやすかったです。社会参加することにより、フレイル予防や生活習慣病の改善、健康寿命の延伸に影響することを学びました。」
主催等
 主催:石巻専修大学/宮城県教育委員会
 共催:公益財団法人石巻地域高等教育事業団