2024.06.14 Fri
開放センターTOPICS
第2回開放講座「地方都市における人口減少について考える」開催
6月13日(木)、第2回みやぎ県民大学「石巻専修大学開放講座」を実施しました。
本学では、社会連携活動として大学の知を広く地域・社会に還元するため平成3年度から毎年【石巻専修大学開放講座】を実施しています。令和6年度の統一テーマは、令和3年度から5年度まで実施してきた「もっと地元を知ろう」シリーズを発展させ、地元シリーズ新章!「地元を知って未来を語る」としました。
6月6日から7月11日まで毎週木曜日、6回にわたり本学の教員が、宮城県、石巻地域をあらためて見つめなおし、地元の魅力の再発見や再認識を促す講座を行います。

第2回目の講師は、本学経営学部情報マネジメント学科の小松真治助教。
「地方都市における人口減少について考える―日本と石巻市の人口分析―」をテーマに、①日本の人口分析②石巻市の人口分析③石巻市の未来を考えるの3部構成で、過去から現在までのさまざまなデータを解説し、日本と石巻の将来の人口変動について考察しました。
講座の終わりには、人口減少の中で、地方が行っている新しい公共交通のカタチを模索した取り組みなども紹介。人口を維持するには、今までと違ったサービスを考えることが大事。地域住民が主体的にこれまでと異なる制度や街をいかにして作っていくかが重要と強調しました。
「地方都市における人口減少について考える―日本と石巻市の人口分析―」をテーマに、①日本の人口分析②石巻市の人口分析③石巻市の未来を考えるの3部構成で、過去から現在までのさまざまなデータを解説し、日本と石巻の将来の人口変動について考察しました。
講座の終わりには、人口減少の中で、地方が行っている新しい公共交通のカタチを模索した取り組みなども紹介。人口を維持するには、今までと違ったサービスを考えることが大事。地域住民が主体的にこれまでと異なる制度や街をいかにして作っていくかが重要と強調しました。
質疑応答では、今回も多くの質問が寄せられ関心の高さがうかがえました。地域のモビリティに関する内容に、梅山開放センター長がコメントする場面もありました。






受講者から寄せられたの感想を一部をご紹介します。
「以前から知りたかったことがまとめられていて、とてもよかったです。多くのデータを先生の分析つきで分かりやすく説明してもらい理解できました。その分、これから石巻に住む予定の49歳の自分としては悲観的な気持ちにもなりました。20年後は、人口の半分が私とくらい年齢ってこと。どうなるのでしょうか?」
「私は当初、人口減少しても、その減少後の人口で生活すればいいのではないかと考えていましたが、人口減少したら街の公共機関や建物を誰が維持するのか?と聞き、歯止めの必要性を実感しました。高齢化が進むことによって労働可能人口が減少し、お金を地域に落とす人が減っていくということからも、人口減少の対策を全国的に勧めなければならないと考えました。」
「人口減少の具体的な数値や算定するための基準などを知ることができました。転出元、転出先、自治体の内訳も興味深かったです。質疑応答も勉強になりました。多様な人との化学反応が新たな解決策を導くヒントになりそうで、情報循環の大切さも実感できました。ありがとうございました。」
「以前から知りたかったことがまとめられていて、とてもよかったです。多くのデータを先生の分析つきで分かりやすく説明してもらい理解できました。その分、これから石巻に住む予定の49歳の自分としては悲観的な気持ちにもなりました。20年後は、人口の半分が私とくらい年齢ってこと。どうなるのでしょうか?」
「私は当初、人口減少しても、その減少後の人口で生活すればいいのではないかと考えていましたが、人口減少したら街の公共機関や建物を誰が維持するのか?と聞き、歯止めの必要性を実感しました。高齢化が進むことによって労働可能人口が減少し、お金を地域に落とす人が減っていくということからも、人口減少の対策を全国的に勧めなければならないと考えました。」
「人口減少の具体的な数値や算定するための基準などを知ることができました。転出元、転出先、自治体の内訳も興味深かったです。質疑応答も勉強になりました。多様な人との化学反応が新たな解決策を導くヒントになりそうで、情報循環の大切さも実感できました。ありがとうございました。」
主催:石巻専修大学/宮城県教育委員会
共催:公益財団法人石巻地域高等教育事業団